ホントに今更ながらなんですが、とりあえず今季のカレイ釣りを振り返ってみたいと思います。

まず「ひとこと」で云うなら

釣り方が甘い!

それに尽きると思いました。

言い訳みたいですが、やはり今季のカレイも例年以上に釣りにくかったと思います。

もちろん中には

今年ほど釣れた年は無い…そう、ほくそ笑んでいた方もいらっしゃるとは思います。

でも

僕の周りの方は、大概は苦戦したまま終了したみたいです。

2009年度の冬は、30cmを超えるカレイは9枚

ウチ40UPは1枚のみ

2010年度は、年明けの2枚を追加して

30cm以上は9枚

ウチ40UPは、やはり1枚

どうにか同数は釣れました。

ですが

前年の反省を生かしきれてないからこその同数とも思いました。

前年は

スーパーコウジを中心に、ジックリひたすら「待つ」作戦でした。

ですが、それでは結果が出ずに

後半からは本虫も併用するようになってから、なんとか40UPを釣りました。

ただ待つだけじゃ~ダメ

状況を判断して、攻める時には攻めなイカン

攻め方、甘かったですねぇ~

2010年度

餌取りが活躍する前半戦にスーパーコウジの入荷が無くて苦労した時もありました。

コウジがコンスタントに入荷するようになってからも

コウジ一本槍の作戦ではなく、状況に応じて本虫も積極的に使っていきました。

やはり喰いが良いのは本虫

でも

餌取りにヤラレて素針にされたら意味が無い

とにかく餌が残らないと釣りになりませんモノ

本虫+コウジのミックス掛けも考えましたが

コウジをヘタにカットすると切り口からガジガジとカジられてしまいますので、やはり丸まま使った方が良いと思い、単品で勝負しました。

今年は特に小型のカワハギに泣かされました。

塩虫、ユムシは歯が立たず

スーパーコウジにも歯形が付きまくりでした。

年末に近づいて水温が下がって餌取りが減ってきたりして

どうにか釣果も恵まれた日もありました。

ですが

まったく前半戦はダメでした。

餌取りをかわしきれなかったのも有るとは思います。

でも何より

どこかでカレイ釣りをナメていたように思います。

僕の休日はシフト制で不定期

ほとんどが平日です。

投げ釣り客の少ない高知に平日に釣りに行きますと、まずポイントはガラ空き

投げ釣りをしている人々と出くわす事すら殆どありませんでした。

ですが、やはり愛媛県は投げ釣りをされる方も少なくないので

平日といえども

好ポイントには夜明け前から場所取りされている時もあります。

僕個人としては

カレイだけを釣りたいのに夜中から場所取りはしたくありません。

夜明け前に入釣したんでカレイ釣りは出来るハズ

そう思っています。

でも

やはり甘い考えでは好ポイントでは竿は出せません。

早起きは大の苦手です。

でもでも

もうチョット頑張って早起きせねばイカンですね。

それと「風」から逃げ過ぎていました。

やはり冬場は「風」は天敵みたいなモンです。

横風や向かい風やとポイントまで仕掛けが届かなかったり

なにより

釣る側がシンドイです。

出来れば風向きに応じて、風裏に回って上手に釣りたいです。

ですが、風裏に固執する余りに楽する事ばかり考えてしまうトコもありました。

みんなが苦戦する中で、それでも超大型のカレイを釣ってきた人も居る訳です。

風(自然)と闘ったとしても勝てません。

でも

風(自然)から逃げ回っても結果は付いてきません。

あの日、車の中で横着せずにガンガン打ち返していたら…

あの日、風裏を探して逃げ回って結果的に時間だけを無駄にしてしまわず、最初の場所で我慢して釣り続けていたら…

もっともっとカレイが釣れたのではないか?

たくさんカレイを釣っていけば、デカいヤツも釣る事が出来たのではないか?

いつもアドバイスをくれるカレイ釣りが大好きな釣友と話す度に、自分の甘さを悔やみます。

判ってるんなら、やれば良いだけ

悔しい思いはイヤです。

来シーズンは、僕も超がつくような大型のカレイを釣りたいです。

気付くのが遅かったのかも知れません。

絶対に今しか無い!

そんな時にハズシまくりました。

後から

「何をやってんだろう…俺は」と思いました。

ココ一番で結果を出さないと、そりゃ~釣れませんよね。

でも、気付けて良かった。

絶対に釣れるハズなんですよ、ザブトンガレイって…

なんだかんだ言っても、昨年も愛媛県では何枚もザブトンは釣れてるんですから

自分にも釣れないハズがない!

「運」も有るとは思いますが、運だけで片付けてはいけないと思います。

そう僕は思っています。