12月19日
釣りに行ってきました。
狙いはカレイ
この日はアメブロを通じて知り合った「関西の海猿」さん、「アジ河豚」さんも愛媛に来られるとの事
関西の海猿さんとは、共通の知人がおり、知人から海猿さんの事は伺っておりました。
「海猿さんは優しそうな顔立ち。とても気さくで話しやすい」
そう聞いておりました。
アジ河豚さんは
ブログを拝見させて戴いてますと
優しそうな性格とタフな行動力から若さを感じます。
さてさて
せっかく愛媛に来られ同日に釣りをするのだから
並んで一緒に釣りをする事は出来なくとも出来たらお会いしたい!
そんな気持ち満載でした。
海猿さんから
「ココらで釣るよ」
そう伺った場所に行くと、おそらく海猿さんの車らしき車(…表現が変?)を発見
恐る恐る近寄ると若そうな方が居らっしゃいました。
もしかしたら…
「アジ河豚さんですか?」
そう声を掛けさせて戴くと
ア「ハイ」
マ「おぉ~僕、マッちゃまです。良かった~」
初めてお会い出来ました(^o^)
アジ河豚さん発見!!
すると車の奥から、海猿さん登場
いや~感動のご対面です!
海猿さんから
「釣り始めるまで、車内で話しませんか?」
そう言っていただき
遠慮なんて言葉は、辞書には有っても使い方を知らない僕は
「すんません、失礼しますぅ」
ドカドカとお邪魔させていただきました。
関西の海猿さん、やはり知人から聞いていた通りの方でした。
大物を求めて全国を飛び回って釣っている自信と風格を感じます。
アジ河豚さん
穏やかでソフトな口調。だいたい僕が図々しいタイプやから特にそう感じました(苦笑)
まだ本格的に投げ釣りを始めて日は浅いとの事でしたが、これからガンガン大物を釣られていくんだと思います。
積もる話しは幾らでもあるのですが
そろそろ夜明けも近付いてますしフィッシング・スタートの時間です。
お二人と別れて、僕も釣りを始めます。
今回の釣り場は?年前の春に2度ほど竿を出した事のある岩場
たしか1回目の釣果は30cmを切るカレイとアイナメ
2回目はチャリキング
…だったと記憶しております。
さて、冬場はどうでしょう?
夜が明け切った位からスタート
目の前にキレイな潮目が出来ております。
ココはマダイの実績もあると聞いております。
「朝イチで釣れんかな」
まずスーパーコウジをクーラーから取り出します。
当日の僕の作戦としては
腰痛からの病み上がりだけに過度の打ち返しはしたくない(#^.^#)
餌取りに強いスーパーコウジを中心に攻めてジックリ待つ
ぶっちゃけ
投げ込んで、あとはそのまんま放置しときたい(〃▽〃)
…でした。
1本目、2本目と1本針の仕掛けにスーパーコウジを付けて潮目にブチ込んで…
届きませんがな(TOT)
踏ん張りが効かないので(ただの腕の所為とも云います)どうしても潮目の手前くらいで失速して届きません。
また
投げ返していると、スーパーコウジも餌取りの攻撃を受けてボロボロになっている事も…
「このまま仕掛けを放置できるんやろか?」
餌への噛み跡から、たぶん餌取りは小型のカワハギでは?と推測
いつも通り、4本の投げ竿を出すつもりでした。
餌の使い分けは
① コウジ2本と本虫2本
② コウジ3本と本虫1本
「今日は②やなぁ。」
そう判断して、打ち返しを始めました。
投げ込んだ仕掛けをチェックすると
やはり本虫はキレイさっぱり無くなっております。
本虫は早めに打ち返しますが、それでも餌が残ってこず
たまに針掛かりしてくるのはイソベラのみ
スーパーコウジもアタリは来ず
ですが午前9時頃
ジジジジ…
ドラグが鳴りました!
「ヨッシャ!この前のカレイみたいなアタリやんけぇ!」
待ちます。
スーパーコウジの竿ですから、念入りに待ちます。
ムムム…
もう…ええかな?
ガツンと…(゜o゜;)えっ!?
スカ振りでした(T_T)
スーパーコウジが半分でスパッと噛み切られております。
チヌかタイ?
せっかくのアタリを…
長く良さそうな潮目が出来てましたが、潮が変わって激流になってきました。
もう遠投(…と呼べる程は投げれていませんが)したら竿が薙ぎ倒されてしまいますので、超ド近投で凌ぎます。
たしか以前の小型のカレイとアイナメは、この潮でパラパラと釣れたハズ
ですが、超ド近投でもカワハギは暗躍しており、打ち返しを余儀なくされます。
もう時刻は昼前
11時を過ぎた辺りからは、もう腰からSOSのサインが出まくっております。
「やばい…今日は撃沈か?」
打ち返しを休んで海を眺めておりますと
んっ!? (゜o゜;)
「潮目が出来てきてる」
チャンスや!
もう腰の痛みも糞もへったくれもありません!
今しか無い!!
気力を振り絞って打ち返しを開始
潮位も下がってきて、釣り座も広くなったのでフルスィングしやすくなってます。
/ヽ(*`Д´)ノ「どりゃ~!」
(/*`Д´)ノ/~~~~~~~~~~~~~ゝ
( ゜Д゜)ゞ「届いたかな!」
なんとか潮目まで仕掛けが届きました。
必死でジマツリしないように気をつけながら4本とも潮目に目掛けて投入します。
すると
ジジジ…
少しドラグが鳴りました。
硬調子の投げ竿の竿先が何度か小さく震えておりました。
頼む…今度こそ喰ってくれ!
沈黙の一瞬です。
(;¬_¬)ジー
ジャィィィィィ~ン
(*≧m≦*)喰ったかな?
まだ少し待ってみます。
まだまだ
竿先がビクビクと
「もうエエやろ」
糸フケを取ってからガツンとアワセます。
どっど~ん!?
かなりの重量感
もしかして根掛かり?
いや…リールは巻ける。
カレイなら太いぞ!
まさかエイやないよねぇ?
そんな心配も若干ありましたが、どうにかリールは巻けますのでゴリ巻きしながら寄せてきます。
グン!!
グン!!!
この引きはカレイでは無いなぁ~
チヌ…やろか?
時々、強烈な締め込みは竿で矯めて耐えます。
さぁ~もう少し…
手前で強烈な締め込みが!
なんとか凌ぎます。
もうテーパーライン
さぁ~姿を見せてく…
えっ!?(;゜ロ゜)
「赤いぞ…しかもデカい…」
今までマダイは大型と呼べるサイズは釣った事が無かったので、この魚がマダイという観念はありませんでした。
姿を見た後にも左のシモリに向かってググゥ~と向かいます!
バラシてたまるか!
竿を右斜めに立てて浮かせにかかります。
浮いてきたトコにタモを差し出すと一発でタモへイン!
やった!
やった!!
やったぞぉ!!!
慌ててタモを引き上げようとしますが、網目が岩場に引っ掛かって上がりません。
いや~ん!
この期に及んで意地悪は止めておくれやっしゃ~
どうにか釣り座まで上げます。
デカい…
もう顔付きからして違います。
50…いや、小さくみても60cmは軽くあるやろ
釣り場で
「やった~」
そう声を出してしまいました。
磯の水溜まりに転がして、逃げられたらイカンので速攻でシメました。
針は下唇の皮に掛かっておりました。
もし取り込みに手こずっていたらバラシてたかも?
改めて、運が良かったとホッとしました。
10秒くらいは放心状態
ハッと我に返り、打ち返します。
打ち返した後
(゜Д゜;≡;゜Д゜)
どこか平らな岩場を探してみましたが、近くには見つかりません。
どうにか検寸したかったのですが釣り場ではシッカリと測れませんでした。
小さく見積もっても60後半はあるよなぁ~
どうせ魚拓を取ってもらうので慌てんでもエエわい
嬉しさが込み上げてきて、もう居てもたってもいられません!
「50cm以上のマダイを釣る」
そう目標を立ててから、はや3年
48cmまでは釣りました。
まぁ~いつかは釣れるやろ
そう思ってましたが
まさか今日、釣れるとは…
(・∀・)やった~
そんな言葉しか出て来ません。
また良い感じで潮目も出たり消えたりしてましたが、追加は無し
午後2時前には納竿しました。
釣りを終えて、また関西の海猿さんやアジ河豚さんとお会いしました。
ちなみに二人の釣果は、それぞれのブログで拝見してくださいね。僕も「どうUPしてくるか?」楽しみなんですから
僕が自己記録のマダイが釣れた事を伝えると2人とも喜んでくださいました。
少し釣りやブログについての話しをして、地元に帰る2人を見送ってから釣り場を後にしました。
帰り道
馴染みの釣具屋さんに立ち寄って魚拓をお願いしました。
マ「店長、なんとか70cmにはしてください!」
店「無茶な事は出来ませんよ、あっ…コイツなら70cmは楽に超えると思いますよ。」
魚を見る目も確かな店長さん
ささっと魚拓を取ってくださいました。
マ「店長、さぁ、早く測ってくださいよ!早く早く!!」
まさに待ちきれない子供のような心境でした。
店「70…は楽にあります。拓寸で73cm」
ヽ(≧▽≦)/ バンザ~イ
やってしまいましたよ~♪
ホントに大幅に自己記録を更新
マグレは続くよ、いつまでも
店長さんにお礼を言ってから帰宅しました。
朝の時合を逃し、結局は釣れずじまい
腰痛もあって、半ば諦めかけていました。
でも
潮が緩んだら遠投で勝負
そう思っていた時に
いい感じで潮が緩み潮目が出来て
諦めずに打ち返した事が、カレイの外道とはいえマダイが釣れたんだと思います。
やっぱり何事も最後まで諦めたらダメなんですね。
改めて、そう思いました。