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いや~辛かった!?

いえいえ、贅沢な事を言っていてはいけませんね。

12月6日~9日まで、ナント4連休を戴いておりました。

潮も良いので

「こりゃ~釣り三昧や」

なんて思っておりましたが、そんなに簡単に魚は釣れてくれない訳でして…

まずは6日

晴天…どころかポカポカ天気

まずは先月に雨の中で31cmのカレイを釣らしてもらった今治の釣り場へ向かいました。

ですが先客あり

隣(近く)で竿出しも充分に可能ではありましたが

「まぁ~どっか空いてるやろ」

それがロング・ロ~ング・ドライブの始まり

行くトコ行くトコに既に先客がおります。

「しもたぁ~平日やと思ってナメてたわ」

やはり大型のカレイが狙える時期ですし、愛媛のカレイ党も見逃すハズないような絶好の釣り日和

こんなハズでは…

迷えば迷う程にドツボにハマる…

釣り場探しの途中

釣友のHさんが近くで竿を出しているとの事で、チラッと見に寄ってみます。

Hさんの車を発見

予定通りの好ポイントに入っております。

マ「お~い、どんなでぇ?」

H「オハヨーございま~す。たった今、やりましたよ」

Hさんが見せてくれたのは、なかなかの大型のマコガレイ

マ「ええのぅ~羨ましいげぇ」

H「ありがとうございます!」

Hさんと別れてブラブラとドライブ

結局は朝から空いていた場所で竿を出しました。

まったく釣れる気がしないまま時間だけが過ぎます。

その後、納竿したHさんと仕事の合間に立ち寄ってくれたKさんが釣り場に来てくれました。

3人でバカ話をしながら

K「そろそろ時合では?」

Kさんのアドバイスがあり、打ち返すと

なんとカレイが…

マコガレイ26cm

かわいいサイズですが、どうにか糞ボーズを逃れて納竿しました。

翌日(7日)

昨日、入れなかった釣り場を目指します。

昨日とは打って変わって、小雨と風も少しあります。

さすがに昨日ほどは人は居ないだろうとは思っていました。

どうにか目的の釣り場は空いていました。

ヨッシャ!今度こそ!!

夜明けからスタートして打ち返していきます。

8時

岩場の近くに投げ込んだ竿に強烈なアタリがあったのですが針に乗らず

スズキかチヌか?

また打ち返しを続けていると

竿先がパタパタと揺れています。

しばらく様子を見ると、またパタパタしとります。

イソベラかチャリコでも針掛かりしたかな?

そう思ってアワセると

ウマヅラハギ27.5cm

手の平サイズは釣った事がありましたが投げ釣りで釣った中では、このサイズは初めてでした。

その後は潮目は消えてしまい、チャンスは潰えたかと思いましたが

昼過ぎにポロリと

マコガレイ24cm

同日、別の場所で竿を出していた釣友のKさんは

見事にイシガレイとマコガレイをゲット

Kさんと同行された方も、マコガレイを仕留められたとの事

ええなぁ~

コレばっかりは、どうしようもない

風も強くなった昼過ぎに納竿

さて、翌日はどうしよう?

何カ所か、気になるポイントを見て帰りました。

また

自宅へ帰ってから釣友のNさんに電話してアドバイスを戴きます。

さぁ~3日目は釣るぞぉ~

…のハズでした。

寝坊しました。

起きたら朝の8時

ヤッてしもた…

もうダメや~

…てか、自分の下手さ加減に嫌気が差してきます。

どないしたら釣れる?

どないしたら…

そのまま布団を被りました。

その日は狂ったように寝ました。

天気も悪かったので、夕方からチヌでも釣りに行こうかとも思いましたが

「この4日間はカレイに照準を合わせるべき」

この日は釣りを中止としました。

昼過ぎに昼ご飯?を食べた時と、トイレ以外は殆ど寝てました。

疲れもあったとは思いますが、なにより凹んでました。

自分の『釣り』に対する

ツメの甘さ

逃げ腰

準備不足

書いてたらキリが無い…

いわゆる自己嫌悪ですね。

4日もあれば、どこかで釣れる

そんな甘い考えがあった事は否定しません。

でも

そんな考えで釣れる程はカレイは甘くはなかった

目処が建たない…

去年に釣った場所は、ことごとくハズシてます。

ただ、ひたすらに寝ました。

これでもかって位に昼間に寝ていたので、早朝に起きれるのかな?

そして4連休の最終日となる9日

起きれました…どうにか

車に乗るとパラパラと小雨が降っております。

風も爆風

予定していた釣り場は、高い波返しを越えて、波の飛沫がバンバン上がっております。

「やっぱりかぁ~」

また、長い長いドライブの始まりでした。

松山市から今治市まで車でウロウロします。

「あ~ココは風が強い」

「あ~やっぱり先客が…」

「あ~なんか釣れそうにない」

「あ~ただ、何となくイヤ」

また弱気の虫が疼きます。

かなり釣り場を見て回り、結局は朝に見た釣り場で竿を出してみました。

前の日記に書きましたが、猫ちゃんが釣り座まで着いてきます。

何度となく

「危ないけん向こうへ行っとき」

そう言って追い立てるのですが、すぐに戻ってきます。

やれやれ…

「こんな下手くそに纏わりついても餌にはありつけんでぇ~」

すると

打ち返していた竿に、何か釣れている感触があります!

どうか猫ちゃん向けの魚でありますように( ̄人 ̄)

「やった~トラギス!」

20cmくらいの丸々と太ったクラカケトラギスをゲット!

今年一番、釣れた事に喜んだトラギスやと思います。

「ほれっ、食べやぁ~」

猫ちゃんにトラギスを投げてやると

ちょこっとイジッただけで食べようとはしません。

「お前、朝に見た時にはアジを食いよったろがぁ~贅沢やのぅ~」

食べないトラギスはリリース

まったく最近の野良猫ときたら…

しばらくすると

猫「コイツに期待しても旨い魚にはありつけん」

そう悟ったようで、猫ちゃんは後から来られたサビキ釣りのオッチャンに擦り寄っています。

マ「さよなら、猫ちゃん…いい人に巡り会えたな」

すると

ジャィィィィ~ン

まさか…まさかまさかでドラグが鳴りました。

マジけぇ~

ジャィィ~ン

じっくり喰わすでぇ~

いい加減に待ってからアワセを入れます。

なかなかの重量感!

30cmくらいはあるかなぁ?

慌てずにジワジワとリールを巻いてきます。

どうやらカレイでは無さそうですが

力糸まで来ました。

水面を凝視しますと…

「あれっ!?赤い…」

まさかのマダイでした。

コイツは逃がさへんで!

安全策でタモでキャッチ

マダイ32.8cm

仲間ウチで云うトコの

チャリキング

30cmを少し超えたクラス、チャリコの王様と云う意味

うひょひょひょひょ~( ´艸`)

瀬戸内のマダイですから、まず絶品は間違え無し!

ちょっぴり嬉しさが込み上げてきました。

時刻は昼の2時過ぎ

まさかマダイが釣れるとは…

どうにかコレで、お持ち帰りの魚をゲット

でも

「あぁ~ココで朝から竿を出していれば、もうちょっとは魚も釣れていたのかなぁ?」

そう思うと

少々の風で渋って、楽そうな釣り場探しに明け暮れた時間を勿体無く感じます。

まぁ~そうする事を選んだのは自分

すべては 因果応報

マダイが釣れた辺りに仕掛けを投げ込みますが、さすがに柳の下の2匹目は居ないようです。

時刻は午後3時を廻りました。

もう今から場所を変えても、移動を考えていたら釣りをする時間がありません。

もうココで日没まで粘るか…

車から

アルポットとカップメンを持ってきて遅い昼食を取ります。

釣り場で食べるカップメンって、やたらと美味しいですよね。

時刻は午後4時半

もうそろそろ納竿しよか…

餌が無くなった順に片付けてこか

1本目…

あらっ!

ガッツリと餌が残ってましたので再投入しました。

さて、2本目…

2本針の上針の餌が盗られておりました。

お役ごめん

片付けました。

さて、3本目と…

ガタン!

(;゜O゜) なに?

1本目に上げて投げ返した竿が揺れました。

ま…まさか…ねぇ…(^_^;)

とりあえず待ちましょか

その間に3本目を、と…

これは餌が残っております。

それじゃ~1本目を投げ込んだ辺りにコイツも投入

さてさて

さっきガタンとなった1本目の竿

そろそろアワセてみましょかぁ~

ガツン!!

おっ!なかなか重たいよ

これで締め込んだら…

手前まで寄せてきたトコで、足元でググッと強烈に締め込んでくれます!

コッ…コレは…

マジか? マジか!? マジなんかぁ~(゜o゜;)

L型天秤の後ろから付いて来る茶色い魚体が…

ヽ(≧▽≦)/ やったー!!

鼻息も荒く、鼓動は速く

必死でタモで掬いました。

ドキドキしながら検寸

マコガレイ38.7cm

 °・(ノД^)・°・

釣れたぁ~

やっと釣れたよぉ~

狙って釣った訳じゃありません。

粘って釣った…というより

まぐれ当たり…です。

でも、嬉しい (≧∀≦)

その後、小さなアタリでキス22cmが釣れましたが

「もう今日はタイにカレイが釣れたけん、ええわい」

唇に針掛かりしていたのでリリースしました。

最後の竿を片付けたのが5時半

カッコ良くは無いけど、どうにかカレイが釣れて気分良く帰路につきました。

4日間で3回の釣行

そう考えると、本当に釣ってないなぁとは思います。

ちゃんと釣ってきた釣友との腕の差も感じます。

それでも

「やっと釣れた!!」

そう報告すると

「良かったね」
「おめでとうさん」

そう喜んでくれる仲間に感謝

長かったようで短かった4連休も終わり

結果だけで云うのならば芳しくない、となるのでしょう。

でも

それが、今の自分なんだと思います。

これから

まだまだ精進していかなならんですね。

そう思えた事が、今回の連休の収穫だと思います。