マッちゃまの投げ釣り日記-F1000115.jpg

こんにちは

眠い目をこすりながら釣行記をUPしております。

9月11日~12日

高知県安芸郡まで釣りに行ってきました。

普段は殆どが単独釣行のマッちゃまであります。

仕事柄、休みは不定期

まして土日や祝祭日が休日なら、混み合うのを嫌って釣行を控えています。

ですが、こんな僕にも優しい釣り仲間がいます。

安芸郡にも良いポイントがあるから、みんなで攻めてみませんか?

そうKさんから誘われました。

メンバーは

僕が勝手に「キング オブ キャスター」と呼んでいるKさん

投げ狩人のNさん

大物ハンターのHさん

今年は不思議と絶好調のマッちゃまの4人

このメンバーで、7月に釣行しました。

狙いは

最近めっきり減ったコトヒキ

引き味の楽しいコロダイ

それにヘダイとニベでした。

僕以外、豪華メンバーでしたが

当日は釣り場にかなりの濁りが入っており、当初の目論見は見事なまでに外れてしまいました。

ポツポツと大物が釣れたものの、予定?からすれば散々な釣果で終わりました。

このメンバーでリベンジ!

7月からの合い言葉でした。

8月は予定が取れず

9月にリベンジマッチが決定

全ては この日のために

そう胸に刻み込んで(…ちょっと大袈裟になってきましたね)

まぁ~そんな気分で僕は待ち合わせ場所の、馴染みの釣具屋さんへ向かいました。

ギリギリ遅刻(アウトでした)で到着

皆さんに謝りながら、Nさんの車に荷物を積み込みました。

行きはNさんが運転

Nさんの愛車は暑苦しい…じゃない、熱い男たちを乗せて、一路目的地まで走ります。

道中では、バカ話や真面目な釣りの話やら

ですが

午後4時、目的地に着いた時には皆さん緊張しているのが分かりました。

釣り座に入る前に、皆さんに気取られないよう、チラッと顔を見渡しました。

遠い海の向こうを見るようなKさん

眉間にシワを寄せているものの、緊張感を楽しんでいるようなNさん

まっすぐとポイント方向を見ていたHさん

この時、それぞれ各自が心中、期するものはあったと思います。

釣り座は

Nさん、僕、Kさんが並び

少し離れた場所にHさんが入りました。

準備が出来た竿から仕掛けを打ち込んでいきます。

前回もそうでしたが、Nさんはスタートから気合いが入りまくっております。

マイペースで着々と仕掛けを打ち込むKさん

Hさんもスタートしている様子

僕はノンビリと針結びからスタート

どうにか4本が組み上がった頃

一番右の僕の竿のドラグが鳴りました!

大物一番のり?

ガツンとアワセます。

グングン…

あぁ~何かついとらい

「タモいりますか?」

Nさんが聞いてくれたので、お願いします、と頼みました。

最初のウチは大したサイズやないかな?と思ったのですが…

ちょいちょいちょ~い!?

最初は30~35くらいの魚か?なんて思ってましたが、足元近くまで寄せてきたら強烈な締め込みが…

「よ~い、マッちゃまさん、コロやないけぇ?慎重においきよ!」

Nさんがアドバイスをくれます。

マジけぇ?

ただ締め込みを耐えながらジワジワと浮かしてくると…

「デカい!デカいサメじゃげぇ」

メーターは越えてるようなサメがグルグルと浮いてきます。

「サメでも取らんとしゃ~ない」

そうNさんが言った矢先にハリスが切れてしまいました。

ラッキー!

いや~もし取り込んでも大変やったと思うので、ハリスが切れてくれて助かりました。

居るんですね~高知の海には!

たぶん何度もバラシていますが、近くまで寄せてきたのは初めてでした。

「取ったら自己記録やったわ」

そう笑いながら仕掛けを作り直します。

しばらくするとKさんが

「何か来たわい」

タモの準備をしてましたが

「抜こうわい」と

上げた魚は、今回で最も釣りたい魚のコトヒキ

35cmUPの良型です。

おぉ~!!

Kさんも鋭いエラブタに注意しながら、嬉しそうに魚をシメています。

次は僕の竿にアタリ

大したこと無いかな?とは思ったものの、途中でグンと一度締め込んだのでタモを依頼

恥ずかしながらヘダイ33.2cm

取り込んでくれたKさんに

「すんません、35のコトヒキを抜かして33のヘダイを掬ってもらいました」

そう謝ると

「いやいや、バラシたら嫌ですし遠慮せず言ってくださいね」

そう言ってもらいました。

恥ずかしい~と思いながらも釣れた事にウッシッシッ~でした(苦笑)

それからしばらく、潮の流れが変わったようで本命のアタリが遠のきます。

この潮の流れは、前回に大苦戦した流れでした。

Nさん、Kさんも

「潮が変わるまでは待ちやなぁ」

そう言いながらも、投げる方向を考えながらやっています。

ならば…と、僕はド近投で捨て石の際を攻めてみました。

そうこうしてると、餌取りに大苦戦しながらもHさんも35位の良型ヘダイを釣ったとか

「よいよい、これで大物を釣ってないんはワシだけじゃげぇ~」

そう嘆くNさんとコロダイについて話していると

どこかでショボ~くドラグが鳴りました。

「マッちゃまさんの三脚の竿の2本のウチ、どっちかじゃ」

Nさんの言葉に試してみると

1本目はスカ

それじゃ~2本目は…

ドッド~~~ン!?

コレでした!!

本当に力糸の先なので、いきなり強烈に暴れまくります。

またサメかエイやなかろな?

そんな不安もありましたが

なかなか浮いてきません。

グングンと締め込みを楽しみながらも、顔を見せてくれたのはコロダイでした。

ヨッシャ~!

「す、すす、すんませ~ん」

慣れた手付きでNさんとKさんが取り込んでくれました。

お二人から

「やったげぇ~50チョイやね」

そう言われ

えっ?えっ?えっ?

60位はないやろうか?と思いましたが、やはり落ち着いてから検寸したら

コロダイ56.5cm

まぁ~ヨシっしょ!

「もう帰ろか?」

そう言うと

「一人で泳いで帰ってや」

そう言われました。

その後

さすがKさん、Nさん

良型のコトヒキをポンポンと釣られてました。

実は

このメンバーで釣行した帰り

その日、一番釣った人が帰りの運転をする事になっています。

今のところ

皆さん五分五分の釣果

まだ決定的な差はありません。

次に、羨ましい魚を釣った人でキマリやろうって雰囲気

前回、その日唯一の良型のコトヒキを釣ったという事で僅差?で僕が運転して帰りました。

まぁ~前回は、疲れから釣り場で夜中から朝まで爆睡カマしたので大丈夫やったのですが、今回は完徹で打ち返す予定

出来れば誰か釣ってくれ~と思いつつも

でも自分も釣りたい!!

三脚の位置を移動しまくり色々と投げ込んでみます。

コトヒキを連チャンで釣っているNさん寄りにチョイと2本、投げてみました。

しもた~

竿3本くらい跨ぎました。

えらいこっちゃ~!

跨いだ竿は、三脚上でローテーション

ガチャコンガチャコンと竿を動かしていると

ジャィィィィ~ン

「す、すす、すいませ~ん」

さっき投げ込んだ僕の竿(苦笑)

取り込んだのは丸々と太った脂のノッたコトヒキ(誰ですか?釣った人に似てるなんて言うのは!)

コトヒキ36.5cm

お二人に迷惑を掛けながらも、やっとこさ僕にもコトヒキが釣れました。

またしばらく沈黙の時間がありましたが、夜明け前にはチャンスがあるハズと頑張っていました。

ウッスラと辺りが明るくなりかけてきました。

もうゲームセットなのか?

あと2匹は釣りたい……

そう思いながら、ふと夕方にサメを掛けた辺りを見ると潮目があります。

またサメが来たらどないしょう、とは思いつつ

ヒョイと仕掛けを打ち込むと

ジャィィィィィィィ~ン!

ビンゴ一発でした。

「来たでぇ~!」

そう言いながら竿に飛び付きましたが、近くで釣っていたNさんもKさんも打ち返しの最中で気付いていないような…

アワセて取り込みにかかると、なんとかやれるかな?と

足元まで寄せると良型のヘダイ

コイツはゴボー抜きや

ドタバタしましたが、なんとか取り込みに成功

ヘダイ37.5cmを追加

気付かれなかったと思っていましたが、ドタバタで取り込んでいたのをKさんに見られておりましたわ。

よっしゃ、あと1匹!

ちょうどそこへ、少し離れた場所で釣っていたHさんが来ました。

当日、Hさんは餌取りに手を焼いていたもののヘダイ43cmを追加したとの事

ただし、もう餌が殆ど無くなったと言われてましたので、僕は少し餌が余りそうやったのでお裾分けしました。

夜明け間近やし、お互いに追加を頑張ろうや!と

Hさんと別れた直後

別の場所に潮目が出来てたので打ち返そうと竿を取ると

ドッド~ン PART2

そして

本日は何度目になるのか判りませんが

「す、すす、すんませ~ん」

強烈な締め込みを楽しみつつ寄せてきたのはコロダイ

またKさん、Nさんに取り込んでもらいました。

やった!やった!!

コロダイ56.5cm

夜中に釣ったのと同寸でした。

さらに、もう一丁!

そう思いましたが

最後に余った本虫の頭2匹とユムシ1匹をチョン掛けにした竿にチャリコが釣れたトコで納竿

あれからHさんも30cmのカワハギを追加

やっぱり高知の海は

よか海じゃ~

帰りの運転は…もちろん僕でしたが(#^.^#)

とはいえ、僕が運転したのは高速道路の一部区間のみ

ヘロヘロやったので途中で交替してもらいました。

Kさん、Nさん、Hさん

一緒に行った皆さん、本当にありがとうございました。

また懲りずに誘ってくださいね~

普段は単独釣行ばかりのマッちゃま

楽しい仲間との語らい

取り込みはチームワーク

あ~じゃない、こ~じゃない

釣り場で色々と垣間見る名人達の釣技や攻め方

教わるトコ多かったです。

また

「自分で攻めたい、と思ったポイントは遠慮なく攻めること

竿がカブッたら各自で調節して、オマツリは回避すること

仲間なんだから遠慮したらイカンでぇ」

そう言ってくれたNさんの言葉

甘えてガンガン攻めました。

今回は、そんな仲間に釣らせてもらった釣果です。

ありがとうございました。