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8月17日

久しぶりに半夜釣りに行ってきました。

前の日記にも書きましたが、出発直前まで、行き先も決めかねてました。

結局は

自分が一番釣りたい魚を釣ろう

もしボーズで終わっても、その方が悔いがない

でした。

たいがい、こんな日はボーズで終わるのが僕のパターンでもありました。

休日は、前もって判っている訳です。

当然

当日の潮も、前もって判ってる訳なんです。

天気も

ある程度は予報も出てます。

時期

そして



それに

当日までの天気の流れ

それくらいあれば、なんらかの対策も立てれる筈

・・・無策でした、今回

とりあえずコロダイ

それを合い言葉に、昼過ぎから高知県幡多郡へ急ぎます。

目的地は

8月1~2日にタマミ、イラの自己記録にコロダイのオマケがついた堤防でした。

今回も

なんとか1mmでも良いからタマミの自己記録(40.5cm)を更新したい

それプラス、またコロダイが釣れたら万々歳!

この日は睡眠もタップシ取っていましたので、体調は万全です。

夕方の5時頃、目的の堤防に到着

しかし…

風が強いです。

前回、道糸が波と風に叩かれて、高切れしまくった記憶が思い返されます。

しばし考えましたが、やはり無理と判断

ひとまず隣の堤防まで移動しました。

ですが、ここも同様

やれない事は無いものの、斜め沖からの向かい風

やはり、ここも断念

そこからはドライブでした。

あっちへウロウロ

こっちへウロウロ

風を避けて、足場の良いトコを…

途中で

地元の方が、35cmくらいあるアオハタを釣り上げる場面に出くわしました。

(…うわぁ~アレを釣ったら自己記録やわぁ)

結局、ウロウロしまくった挙げ句に

アオハタが釣れてた場所に舞い戻ってきました。

「う~ん…今日はココらで竿を出してみるか?」

そう考えたのですが、ふと気付いたら風が止んでいました。

あれ?

どないしょ~

う~ん・・・

こうなったら、イチかバチかで最初の堤防へ戻ってみよか!

あの場所だけ風が強いようなら、またアオハタポイントまで戻ろう

せっかくの夕マヅメ

ただの釣り場見学と云う名のドライブやんけぇ

そうは思いましたが、アオハタはアオハタで、またいつか狙うとして、今はコロダイを釣りたい!

その想いが、僕にハンドルを動かさせました。

散々ドライブした挙げ句が、最初のポイントまで戻ってきた訳です(苦笑)

辺りは暗くなりかけています。

風は有りません

よっしゃ!

この日、2度目となる堤防の先端まで荷物を運びました。

1投目から釣れるかもしれん

速攻でタモをスタンバってから仕掛けを打ち込みます。

ですが

餌取りのフグが居るらしく、餌だけ盗られたりハリスに噛み跡を残されたり

しばらくすると軽~くドラグが鳴って、25cm級のモンツキが釣れました。

モンツキ、マジで上手いらしいので締めてキープ

いつもモンツキは、上手いとは聞いてましたが近所の魚好きのオバチャン宅への土産でした。

塩焼きサイズやけど、まずは1匹目

餌取りに混じって、ポチポチとイットウダイが釣れるくらい

くそ~

そう思いながら打ち返していると

ジャィィィィィィィィ~ン

来たっ!

竿に飛びついてアワセを入れました。

ノッた!…と思ったら、急に軽くなりました。

手前に走ってるのか?と思いましたが、そうではありません。

針ハズレ?

回収すると針の近くから、ハリスが切られています。

サメ?

フグ系?

しばらくして、またも

ジジジ・・・

ジジジジジジジジジ・・・

ジャィィィィィィィィ~ン

今度こそ!

ですが、今度は根ズレでハリスが切られました。

うがぁ~っ!!

竿を魚に引っ張っり込まれたくないから、ユルユルにしてドラグフリーで釣っています。

やはり

磯モンは、やや硬めにドラグ設定してから尻手ロープ対応にしないとダメなのか?

尻手ロープは使った事がありませんので、イマイチ自分ではロープワークに自信がありません。

ハリスも傷さえ無ければ、10号で魚はキャッチ出来ると思っています。

自分の今までの釣り方に、何かを変えるとバランスを考えなければならなくなります。

ハリスの太さ…

ドラグ設定…

尻手ロープ…

比較的に障害物の少ない場所でならば、現状のタックルで充分に対応しきれていたけど、やはりココでは考え方を改めないと対処しきれていない…

そう痛感しました。

でも

今夜は改善の仕様がありません。

フロロの10号より太いハリスは持っていません。一瞬、力糸の太い部分(12号)使っちゃろか?なんてバカな事も思いましたが、ナイロンですしね、力糸は…

尻手ロープも持ってないのに、ドラグ設定を硬めにすると、魚信ると間違いなく竿はロケットのように海に発射されてしまいます。

前々回は、なんだかんだでタマミにイラにコロダイはキャッチ出来ました。

今夜は、モンツキ1匹

偉そうな事を言ってても、まだまだ甘ちゃんのヒヨッコ投げ師や

改めて悔しさが込み上げてきました。

そして3度目の

ジャィィィィィィィ~ン

ノッてくれ!

ガツンとアワセると確かな手応え

一気にリールを巻きながら追いアワセをカマシます。

よっしゃ!コイツは絶対に取ったるでぇ~

かなりグリグリと手前まで暴れてくれたので、もしかして?と思うと

やっぱり~!!

ナイスな大きさのコロダイちゃんでした。

慎重にタモでキャッチ

やった!

やった~!!

やっぱり今日、ここまで来て良かった~!

落ち着いてから検寸

なんとか

コロダイ50.4cm

やったでよ~!!

早速、夜中ではありましたか、嬉しくて何人かの釣友にメールで報告

途中で「釣れてますか?」とメールをくれてた釣友に電話で報告しました。

マ「やっと釣れたよ~もう今日はアカンかと思ってたわ~」

先ほどのバラシの件や現状の釣り方の不備について話してました。

友「まぁ~何はともあれ釣れて良かったですよ。周りの釣り仲間もパッとしない釣果が多かったですから」

マ「そうなん~あっ!?ちょっと待ってよ、なんか餌取りっぽい魚信が出た」

そう言って、一旦は電話を切らしてもらって、アタッた竿の様子を見ますが、変化は無し

竿を手に取ると、根に逃げ込んだのか?根掛かり状態

引っ張っり出そうとしましたが、道糸が切れました。

長物?

それとも磯モン?

そう思いながら、仕掛けを作り直していますと

ギャィィィィィィィィィ~~~ン

一番右の竿です!

慌てて飛びついてアワセます!

ガツン

ノッた!!

グングングングン!!!

この場所で過去一番の手応え

これがコロダイならば60UPは間違いない

そうよ!

このクラスを釣りたかったのよ

絶対に逃がすかっ!

ゴイゴイに暴れます。とにかく頭をコチラに向けなくては…

必死で竿を起こしながらリールを巻いていると、どうにかコチラに向いた様子

前半までの強烈なまでの締め込みは収まりました。

後は隙を見せずに、絶対にコチラ主導で寄せてくるだけ

この引きは、もしかして…

やはり

勢いに載せて、一気にゴボー抜きしちゃいました。

よっしゃ~

タマミや~!

間違いなく自己記録は更新してるサイズ

慌てて電話を切らしてもらった釣友にハァハァ言いながら電話で報告

今夜は半夜釣りの予定やし、餌も残りは僅か

日付けが変わる位まで釣って納竿すると伝えます。

さて

タマミの検寸

もっとあるかと思ったのですが

タマミ46.7cm

本格的にタマミを狙っている方からすれば、まだまだ子供サイズなんでしょうが、とりあえず自己記録を大きく更新

タマミにコロダイ

両手に華?

満足満足!

もう帰ろうか~

まぁ~まだ餌が少し有るしぃ

ふと、竿先を見ると

コツコツコツ…

また餌取りみたいな魚信

今度は直ぐにアワセました。

グゥ~ン!

ノッた!!

先ほどのタマミより引きは弱そうな感じですが、重量感はタップシありそう

エイちゃんやなかろなぁ~

そう思いながらリールを巻いていると、首を振るような手応え

魚は魚や…もしや?

やはり手前まで寄せてくると、さっき釣ったコロダイより遥かに凄い締め込み

もう必死で浮かせると、やはり想像通りの魚が…

コイツはゴボー抜きは無理やなぁ

タモでキャッチ

やった!

やったやった!!

コロダイ60.4cm

しばらく見とれてしまいました。

すると

ジャィィィィィィィィン

もう一丁!

コイツも、そこそこの引き具合

途中の締め込みのスピードはギューッと強く

コイツも、まさか?やはりあの魚かと思っていたら

この場所では初となるヘダイ

地形や地域から、釣れるんじゃないかなぁと思っていました。

しかも

恥ずかしながら自己記録を大幅に更新してそう

タモでキャッチして検寸

ヘダイ44.5cm

ちょうど5cmも自己記録を更新できました。

ホンマもうエエでぇ~

そうは思ったのですが、強欲な僕は餌が無くなるまで釣って、タマミ37.1cmを追加

少し予定をオーバーしましたが、餌が切れて午前1時半に納竿しました。

当初の目的通り

タマミの自己記録更新
そこそこサイズでも良いからコロダイ

どちらも釣る事が出来ました。

オマケにヘダイまで

花札に例えるなら

猪突猛進のタマミ

鹿子模様みたいなコロダイ

華やかなタイ系のヘダイ

「猪・鹿・蝶」?

磯モンの三役揃い踏みってトコですかねぇ?

帰り道

自宅まで遠かったですけど、近く感じました。

本当に釣りは下手くそです。

そう自分で思っています。

でも

運よく

縁あって

良いポイントを教えてもらい、釣らせてもらいました。

本当に、出会った人や仲間に感謝の気持ちで一杯です。

そんな幸せを噛み締めながら帰宅しました。