EURO2024開幕戦で見せた"ドイツ新時代"の幕開け!躍動する21歳コンビに熱視線

 

ドイツ代表、EURO2024開幕戦で圧巻の5-1勝利

2024年6月14日、欧州選手権(EURO2024)の開幕戦が行われ、開催国のドイツ代表がスコットランド代表に5-1で快勝しました。ホームのフースバルアレナ・ミュンヘンで行われた一戦で、ドイツは若き才能たちの活躍により、大会初戦を飾るに相応しい内容で勝利を収めました。

 

 

 

10分で先制弾、19分に追加点 - 21歳コンビが躍動

ドイツがEURO2024の幕開けから、新世代の台頭を印象づけました。試合開始からわずか10分、21歳のフロリアン・ビルツが大会第1号ゴールを決めて先制に成功。ビルツは今大会の最年少ゴールスコアラーとなり、その才能を世界にアピールしました。

 

続く19分には同じく21歳のジャマル・ムシアラが豪快なミドルシュートを叩き込み、リードを2点に広げます。若き二人が躍動感溢れるプレーで会場を沸かせました。

 

ビルツとムシアラは共にバイエルン・ミュンヘンで研鑽を積んできた若手の代表格。

 

普段からコンビネーションを磨き上げてきた二人が代表でもその力を遺憾なく発揮し、ドイツの新時代を予感させました。彼らの活躍はドイツサッカーの世代交代の象徴とも言えるでしょう。

 

怒涛の攻撃で5ゴール - ドイツ流ポゼッションサッカーが炸裂

ドイツは一度ペースをつかむと、90分間スコットランドを圧倒し続けました。ボールを大事に扱うポゼッションサッカーで相手選手を翻弄し、隙あらばゴールに迫る、ドイツサッカーお家芸とも言える戦い方で会場のボルテージを最高潮に導きました。前半のPKで3点目、後半にはニクラス・フュルクルクとエムレ・ジャンがゴールを重ねて5-1の大勝。ゴール以外にも決定機を量産し、常に攻め続ける姿勢を貫きました。

 

開幕戦とは思えないほど手綱を締めた試合運びで、指揮官のハンジ・フリックの手腕が光った一戦となりました。ドイツはW杯予選、親善試合と好調を維持しており、EURO2024も優勝候補筆頭としての地位を不動のものとしつつあります。

 

歓喜のホームファン、スコットランドはGK2人負傷の誤算

試合は終始ホームのドイツファンによる大歓声に包まれました。ゴールが決まる度にスタジアムが揺れ動き、まるでカーニバルのような熱狂が巻き起こります。ドイツが主催するビッグトーナメントは実に16年ぶりで、待ちわびた声援がチームに力を与えていました。

 

一方、地元開催ならではのプレッシャーは、この日のスコットランドに重くのしかかったようです。先発GKのザンダー・クラークが開始12分に負傷交代を強いられると、代わって入ったジョン・マクラフリンも前半のうちに負傷。2人のGK負傷という誤算が作戦に狂いを生じさせ、流れを手放してしまいました。結果的に大敗を喫したスコットランドは、2戦目の修正が急務となります。

 

まとめ

EURO2024開幕戦で圧勝したドイツは、若きタレント溢れる布陣で新時代の幕開けを印象づけました。21歳コンビの活躍やチーム全体の素晴らしいパフォーマンスは、大会の行方を占う上で示唆に富んでいます。ホームの大歓声に後押しされ、勢いに乗るドイツがどこまで勝ち進むのか。一方で初戦黒星のスコットランドがどう巻き返すのか。EURO2024は早くも大きな注目を集める大会となりそうです。私たちはこの夏、熱狂と感動に包まれる欧州サッカーの祭典を存分に楽しむことができそうですね。さあ、ここから新たな伝説が生まれていきます!