京都の夏の夜を彩る「NAKED夏まつり 2024」が二条城で開催!

 

今年の夏、京都の二条城では特別なイベントが開催されます。「本丸御殿公開記念 NAKED夏まつり 2024 世界遺産・二条城」と題された、夜の二条城を光のアートで彩る幻想的なイベントです。開催期間は2024年7月26日(金)から8月25日(日)までの約1ヶ月間。地元住民から観光客まで、幅広い来訪者が京都の夏を満喫できる場となっています。

 

 

 

1. 世界遺産・二条城を舞台にした夜間イベント

二条城は、江戸時代初期に徳川家康の命により建設された城郭で、1994年には世界遺産にも登録されました。歴史が息づくこの二条城を舞台に、「NAKED夏まつり」は開催されます。京都駅からもアクセスが良く、地下鉄やバスなど多様な交通手段を利用できるため、1万人近くの人々が同時に訪れることができるユニークなベニューなのです。

まるで時空を超えたかのような、幻想的な夜のひとときを過ごせることでしょう。二条城の歴史的な建物や庭園が、現代のテクノロジーを駆使した光のアートによって美しく彩られる様子は、まさに圧巻の一言。日本の夏の風物詩である「夏まつり」をテーマに、さまざまなコンテンツが用意されています。

 

2. 光のアートが彩る城内各所

イベント期間中、二条城の東大手門や唐門ではライトアップが行われ、幻想的な雰囲気を醸し出します。また、涼やかな音色を奏でる七夕風鈴が設置され、夏の夜風に揺れる風鈴の音色が心地よく響き渡ります。

二条城の見どころのひとつである、日本最大の画派・狩野派が描いた豪華絢爛な障壁画。そこに登場する動物たちが、まるで絵画の中から飛び出してくるかのように、花火とともにプロジェクションマッピングで表現されるショーも必見です。まるでタイムスリップしたかのような、非日常的な体験ができることでしょう。

 

3. 『サマーウォーズ』とのコラボレーション

今年の目玉コンテンツのひとつとして、日本の夏を舞台にしたアニメーション映画『サマーウォーズ』とのコラボレーションが実現します。監督を務めたのは、『時をかける少女』や『バケモノの子』などの作品で知られる細田守氏。『サマーウォーズ』の劇場公開から15周年を記念し、デジタル縁日屋台でコラボレーション企画が行われるのです。

撮影スポットに立つと、体験者の顔がスキャンされ、まるで自分が劇中のキャラクターになったかのような「デジタルおめん」が作成されます。アニメ映画の世界観を体験できるデジタルアート体験は、『サマーウォーズ』ファンにはたまらないはず。現実とフィクションの境界線が曖昧になるような、ワクワクするような体験が待っています。

 

4. 縁日屋台や飲食ブースも充実

「NAKED夏まつり」では、光のアートを楽しむだけでなく、夏祭りの定番である縁日屋台や飲食ブースも充実しています。子どもから大人まで楽しめる懐かしの縁日ゲームや、京都の老舗茶舗「福寿園」の抹茶を使った京かき氷など、夏の夜にぴったりのメニューが並びます。

また今年は、台所前庭エリアに「おまつり櫓(やぐら)」が初登場。櫓の上から眺める二条城の景色は格別で、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分を味わえるはずです。家族みんなで、恋人同士で、友達同士で。世代を超えて楽しめる「NAKED夏まつり」で、特別な夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

「本丸御殿公開記念 NAKED夏まつり 2024 世界遺産・二条城」は、歴史ある二条城を舞台に、最新のテクノロジーを駆使した光のアートが楽しめる夏のイベントです。幻想的にライトアップされた城内各所、『サマーウォーズ』とのコラボレーション企画、縁日屋台や飲食ブースなど、見どころ盛りだくさん。オーバーツーリズムが課題となっている京都において、夜の時間帯に1万人規模のイベントを開催することで、観光客の分散化にも一役買うことが期待されています。日本の夏の風物詩である「夏まつり」を存分に楽しめる、二条城ならではの特別な体験。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。