黒ラブ!悲しい運命。 | 認定NPO法人えひめイヌ・ネコの会ブログ

黒ラブ!悲しい運命。

飼い主放棄で保健所に連れていかれた年寄りの黒ラブ。


飼えなくなったというので
保健所の職員が飼い主の自宅に引き取りに行きました。
黒ラブは、14歳から15歳。
職員が引き取りに行ったとき、玄関まで歩いてきたそうだ。
保健所で立てなくって、寝たままの状態で4日経過。
このままの状態で、動けなくなったそうだ。
糞尿まみれで、餌も食べれずこの子はさぞかし
帰りたかったことだろうと思う。
冷たい檻の中で、寝たままの状態で
飼い主が恋しかったろうと思う。
お家に帰りたかったよね・・・。
どうしてこんなところにいるの。
お父さんは、どこにいるの?

そんな運命の
死にそうな子がいるということをたまたまその日に聞きました。
このまま愛護センターに送られ安楽死させられる。
いや、安楽死ではなくて、窒息死だ。
大型犬の一生は短い。
この子は、頑張って14歳まで生きて、
あげくのはてにそんな死に方をしないといけないの?

もしかしたら、元気になって残された余命を
静かに温かく安からかに過ごす事ができたらと
会員さんと迎えにいきました。
起き上がれないのでそのまま、毛布で包んで病院へ。

糞尿まみれの悪臭の漂う車の中、
あまりの悲惨な現実にいったい、自分がしていることは
この子にとってよかっことなのか、
でも、もしかしたら、元気になるかもしれないと
一途の望みしか今は、ありませんでした。
年末には、顔面癌に侵されていたラブちゃんも天国に行ってしまったというのに
また、年老いて見捨てられた黒ラブのこんな悲惨な状態を目の当たりに
しないといけないのだ。

昨日や今日出来たのではない床ずれの傷口が、
割れて真っ赤になっているのを丁寧に洗い流してくれる獣医さん。
膿みと血が噴き出しているのを処置してくれました。

誰がこの子をこんな目に遭わせたの?
犬が好きだったから飼ったのではなかったの!!
どうして最後まで看取ってあげないの?
飼い主に対しての怒りと同時にこの子の
悲惨な運命に涙が込み上げてきました。

動物を飼うということは
命を預かるということ。

商売の為に、ペットショップが、ブリーダーが、
命を売り買いする人間が
不幸な犬猫を今日も増やしていくのだと思わず叫びそうになる
自分を押し殺していました。

退院したら、温かい寝床も用意して、美味しいものも
食べれるかもしれない。
もしかしたらお散歩に行けるまで回復するかもしれない。
少しでも望みがあればと
獣医さんも毎日、点滴や治療にと回復に向けて
頑張ってくださいました。

でも
黒ラブは、入院して5日目に亡くなりました。
最後に少しだけ、餌を食べれたそうです。
虹の橋でこの黒ラブくんはきっと、
飼い主のことを
恋しがっていることでしょう。
赤い糸を離してしまった飼い主のことを。
それが、犬というものだから。


犬や猫を飼う人へ
どうか最後まで看取ってあげてください。
お願いします。家族なんだから。

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