全体⇒局所の流れに基づき腰痛が改善した2症例 | リハビリ・整体の勉強会セミナーなら臨床研究会愛媛祭【骨盤・内臓・脊柱・頭蓋・エネルギー】

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こんにちは!


 

臨床において全体も局所も大事であるということは以前お伝えした通りですm(__)m

 

 

参照リンク:局所と全体、どちらが大事か

 

 

また、先に全体を診て、そして局所を細かく整えたほうが、流れとしては理想的です。

 

 

局所の崩れも全体の崩れのしわ寄せである場合が多いからですね!

 

 

今日はそのアプローチの流れに基づいた2症例の紹介です。

 

 

 

 

50代の女性・男性、夫婦で来院されました。

 

 

最近他の仕事の都合で新規はあまり取っていませんが、本当に困っている様子だったので対応しました。

 

 

お父さんは左足を引きずりながら、お母さんは杖を突いて恐る恐る歩く感じで来られましたΣ(゚Д゚)

 

 

お二人とも重症ですが、まずより重症なお母さんから笑

 

 

数年続く腰痛があり、最近は特にひどいそうです。

 

 

背もたれのある椅子じゃないとキツそうで、腰に負担がかからぬよう恐る恐る緩慢な動き。

 

 

ぎっくり腰の人がこういう感じになりますね^^;

 

 

腰痛と坐骨神経痛があるとのこと、圧痛は腰というか臀部にみられ、普段もこのあたりが痛いそうです。

 

 

エネルギーアプローチ®で評価すると、大腸に原因がありました。

 

 

聞くと便秘もあり、既往歴として婦人科系の疾患も多く患っていました。

 

 

IOTの講義や腸セミナーでもお話ししていますが、腸が悪くなると生殖器系にも影響を及ぼします。

 

 

参照リンク1:内臓調整アプローチ!「IOT(インターナル・オーガン・テクニック)」

 

 

参照リンク2:【広島開催】腸からみた脳・自律神経調整のアプローチ&生活法セミナー

 

 

大腸自体も体幹の筋肉などに大きく関連するため、腰痛の元になりやすいですが、生殖器系は殿筋群に関連するため、今回の症状には大きく関連しています。

 

 

さらに、エネルギーアプローチ®で原因の原因を評価したところ、この方の場合は小麦系の食品や甘いものが原因で腸に来ていたので、アプローチと共に生活指導。

 

 

アプローチ後は圧痛も軽減し、じっとしても痛かった痛みも半分くらいに。

 

 

エネルギーレベルを評価すると100%中の20%ほどしかなかったため、エネルギーを補充。

 

 

引き算の後の足し算ですね^^

 

 

参照リンク:福山4回コース(第三回) 報告

 

 

これによりさらに痛みが楽に。

 

 

しかし完全に0ではないので、局所を評価すると、左右の小殿筋と大腿外旋六筋に問題がありました。

 

 

これらの筋肉は、トリガーポイントが形成されると坐骨神経領域に放散痛を出します。

 

 

実際、押圧すると再現痛が見られました。

 

 

これらの筋肉を調整すると、完全に痛みが0に。

 

 

最初はじっとしていても痛かったのですが、「痛くない!痛くない!笑」と喜んでおられました(*'▽')

 

 

 

 

続いてお父さんは左のPSIS周辺を手で摩り、「このあたりが痛くなる」とのことでした。

 

 

実際その周囲を押してみても、圧痛が見られました。

 

 

こういった痛みの場合、腸骨筋が関連している場合が多いですが、この方の場合も腸骨筋がかなり固くなっていました。

 

 

軽く触っただけでずいぶん痛そうです^^;

 

 

まずエネルギーアプローチ®による評価では、左副腎に反応が。

 

 

副腎の関連筋は腸骨筋なので、これは納得です。

 

 

骨盤などの歪みも大きかったですが、ここをアプローチして、全身のアライメントも整い、腸骨筋の圧痛も先ほどより軽く。

 

 

そしてエネルギーを補充してエネルギーバランスを整え、さらに楽に。

 

 

それでもまだ腸骨筋の硬さは残るので、腸骨筋の自動運動を実施。

 

 

当会の講習会ではいつも話していますが、筋バランスを整えてから行う自動運動は、より筋バランスを良い方向に整えてくれます^^

 

 

これでかなり改善するも、硬さはまだ若干残るので、腸骨筋自体の徒手アプローチも実施し、完全に圧痛も0に。

 

 

これにより再評価すると、主訴である左PSIS周辺の痛みも完全に消失しました。

 

 

 

 

帰る時はお父さんも足を引きずる事無くスムーズに歩行され、お母さんも杖無しでスタスタ歩いて帰られました笑(*'▽')

 

 

やはり局所と全体の理解は両方大事ですね!

 

 

それが著名に見られた2症例でした^^

 

 

しかし流れ的には以前も言ったように、やはり全体が見れるようになることを優先するのが効率的ですね。

 

 

全体調整の概念があると、全身を調整するだけで主訴の痛みなどの症状も消失してしまうことが多いからです。

 

 

また、自己治癒力が賦活されるため、経時的に見て改善していくようになるケースが非常に多いです。

 

 

その場で痛みが完全に取れなくとも、数日したらすっかり楽になったり、といった感じですね^^

 

 

特にリハビリではあまり聞かない概念なので、これを身に付ける意義は非常に大きいと言えます。

 

 

この全体の概念を知り、そのアプローチを学ぶための当会の4回コースは、来年は【東京】【鹿児島】【高知】で開催が決定していますm(__)m

 

 

受講生より、「患者さんから感謝される機会がかなり増えました!」という声の多い講座ですので、近隣の方はぜひご参加下さい^^

 

 

講習会情報

 

 

総合的に人を診れるようになると、本当に臨床が楽しくなりますね!

 

 

ぜひ4回コースで臨床にブレイクスルーを起こしてください(*^^)v

 

 

お待ちしております☆

 

 

 

 

 

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