大腿神経痛様症状に対するエネルギーアプローチ | リハビリ・整体の勉強会セミナーなら臨床研究会愛媛祭【骨盤・内臓・脊柱・頭蓋・エネルギー】

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こんにちは!



またまた受講生の臨床報告に触発され、症例日記更新です(笑)



参照リンク:受講生の臨床報告・エネルギーアプローチ





30代女性



二週間ほど前から、左股関節から下肢の前面にかけて痛み・痺れが出るとのこと。



病院などでは、大腿神経痛と診断されそうな症状です。



それくらいの時期から、健康やダイエットのためにウォーキングなどはじめたので、そのせいかな?と話されていました。





まず患部の評価。



「まず左の股関節のあたりに痛みや違和感を感じて、足のほうに症状が出てきます」とのことだったので、トリガーポイント由来の関連痛が疑われました。



実際、押圧してみると、下肢に放散する痛み痺れが再現。



これが症状の原因になっているようでした。







では、なぜトリガーポイントが形成されてしまったのかという原因の評価。



本人は、ウォーキングなどの運動を開始した時期と症状が出だした時期が一致しているので、それが原因ではと訴えていましたが、エネルギーアプローチで評価してみると下肢には原因はありませんでした。



ではどこに反応があったかというと、意外にも左の手指でした。



聞けば、「そういえば同じくらいの時期に職業訓練校に行きはじめて、製図なんかをやっています。普段使わない左手もよく使うんですよ!」とおっしゃっていました。



これにより左手指に負担がかかったことが原因と考えられます。



というわけで、手指のサブラクセーション(関節のズレ)を修正。



そして再び股関節を押圧すると、痛み違和感・放散痛なども消失。



手のセルフケアを指導し、普段からケアしてもらうことで再発予防としました。





問診は大事ですが、本人の訴えのみに翻弄されると、本当の原因が見えなくなることもあります。



やはりエネルギーアプローチのような、原因を明確化させる評価法を持っていることはとても大事だなと再認識させられた例でした^^




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