7月29日
TARMACも7世代目になりました。
ライダーファーストエンジニアリングを採用したSL5(5代目:2014年発売)からの快進撃は常にトレンドリーダーだと思っています。
2014年に出たSL5はニーバリのツール・ド・フランス制覇から始まり、現TEAM INEOSのミハウ・クフャトコフスキの世界選手権制覇、コンタドールのブエルタとジロの連続制覇、その後もアルがブエルタ制覇、ニーバリのジロ制覇と3年間でグランツールを5回制覇しました。
2015年に発売したVENGE VIASはケーブルの内装化を進め、ほぼケーブルが見えない状態になりました。但し、専用ステムやハンドルの使用を求められた為、サポートチームのクイックステップからはポジションの調整が難しい部分や汎用品を使用すると空力が落ちる点など不満が出ました。しかし、同時期に発売されたTREK MADONEと共にエアロロードバイクを牽引しました。
2017年に発売したSL6はVENGE VIASの成功からエアロ化とディスクブレーキ化を推し進めました。翌年のVENGE発売と合わせて、終着点が見えたような感じを受けました。
その間にピーター・サガンは2015年からTARMACとVENGEを駆使して、世界選手権3連覇を達成しました。クイックステップは年間50勝以上と言う他のチームが決して届かない記録を年々更新してきました。
一昨年に発売されたエアロロードバイクであるVENGEを廃盤にしてまでもTARMACとVENGEの統合を決断しました。
数値がどれだけでこれは何と比較してどれだけすごいと言われても結局は自分が買う場合は試乗して乗り心地を感じないと分からないし、レースでどんな結果を出したかを知るしかないと思います。
TARMAC SL7とVENGE(3代目)の差は40km/hでの走行で2.5Wまで短縮されました。この差は影響が少ないということだそうです。
但し、一部のインプレッションではTARMAC SL7はVENGEほど懐が深くないと言う印象を述べている人もいます。
結果は神のみぞ知ると言う事のようです。
この新しいTARMAC SL7はどんな伝説を作るのでしょう?
ブログを読んで頂き、ありがとうございます。
記事に失礼な点があれば、申し訳ありません。