マーチのEUでのモデル名マイクラが日本で売っているマーチと異なることを知りました。ルノーのトゥインゴやスマート(ダイムラーグループ)のフォーフォーはRRの為、兄弟車ではないです。

 

日産マイクラ(出展:ベストカーWEB)

 

ヴィッツのEUモデル名:ヤリスは日本でも使用され、ヴィッツは廃止になりました。

 

この5代目マイクラはイギリスのサンダーランド工場ではなく、フランスのルノー工場で生産されています。

 

日本では現在も販売している4代目マーチはタイ工場から輸入ですが、同じ仕様の4代目マイクラはインド工場からの輸入だったそうです。明らかにインドやタイの工場での品質がEUや日本で求められる品質に及ばなかったのは明らかです。

 

カルロスゴーン時代の初期はGT-RやフェアレディZの登場やEV:リーフの開発で自動車に関して、意欲を感じました。

 

しかし、カルロスゴーンがルノーCEOになったくらいから、嫌、リーフが計画通りに販売台数を伸ばせなかった頃からカルロスゴーンの意欲は明らかに無くなるのが分かりました。

 

それはホンダがオデッセイとエクリシオンを統合して、失敗したことと日産がエルグランドと北米のクエストを統合したことは類似する失敗例です。

 

ニューヨークのタクシーであるイエローキャブにオデッセイが使用され、その数年後にNV200が使用されたことも台数を追って失敗した事例です。傷だらけのタクシーと同じ車を所有しようと考える人は少ないです。その為、商用のNV200のEVを使用したのですが、日産のブランドが低下することしかありませんでした。

 

これから日産は発表済みのキックスを含めて、12種類の新車を発表するそうですが、車が本当に好きで時代が求めている車を考えないと三菱を含めて日本ルノーになる日が来るかもしれません。

 

今年、自転車のロードレースチームであるTEAM INEOSがINEOS GRENADIERSに名称を変更するそうです。

GRENADIERはランドローバーが生産中止したDIFFENDERをチームオーナーであり、化学会社であるINEOSのオーナーが惜しんで、よく似たモデルの車をINEOS AUTOMOTIVと言う会社を起業して、生産する計画を発表しました。その車の名前がGRENADIERです。

 

オフロードを走る車としては素晴らしいランドローバーのラインナップですが、ジープと同じで基本設計が必ずしも現代にマッチしていません。騒音や振動が特にレベルを下げています。ジープにチェロキーやラングらーがあるように現代的なモデルが必要です。

 

ランドローバーもインドのタタ財閥傘下となり、イヴォーグの登場以来、昔の武骨なオフローダーから都会的なSUVに変化しました。

そして、見事に復活した感じです。

 

INEOSのオーナー:ジム・ラドクリフは懐古趣味なだけです。

ある意味ではロータス7のコピーを作り続けるケータハムと同じです。

 

三菱自動車の未来も本当はランドローバーのモデルチェンジを参考にして欲しいと思うのは私だけでしょうか?

 

私の中でのマーチの評価はトヨタのパッソ以下です。場合によってはダイハツのタントやホンダのN-WGN以下かもしれません。

 

日本で売れるキューブの新型を作る意欲は日産にはないのかもしれないですね。寂しい限りです。

 

ブログを読んで頂き、ありがとうございます。

記事に失礼な点があれば、申し訳ありません。