ピナレロの2021年モデルの発表がありました。

今年の目玉はPRINCEのモデルチェンジです。

そして、PARISの再登場です。

 

PARISは一時期はトップモデルであり、2013年の生産中止まではDOGMAに続くセカンドモデルとして愛されました。

 

今回、PARISはエンデュランスエアロロードバイクとして、F10に近いエアロフレーム形状ですが、ジオメトリーは余裕を持たせて前傾過ぎない形になっています。

そして、ケーブル類も完全内装ではありません。このあたりにも特徴が出ています。

ピナレロ PARIS DISC(出展:シクロワイアード)

 

タイヤも30Cまで対応できると言うことで空気圧もルーズになるし、ポタリングにも向いています。パリ~ルーベを走るのは上級モデルのドグマがありますから、より多くのユーザーに対して、ピナレロによる使いやすいモデルの提案です。

 

ピナレロの2021モデル:

PRINCEのMCとPARISの再登場

 

 

 

一番の驚く部分はTEAM INEOSがディスクブレーキよりリムブレーキを使用し続けているようにピナレロもディスクブレーキに否定的な感じを受けていました。DOGMAF12の登場でそれまでのリムブレーキモデルからディスクブレーキモデルを派生させる開発手法からディスクブレーキモデルを専用開発方法に変更しました。

 

そして、今回、PRINCE FXとPARISはディスクブレーキモデルのみの展開となりました。PRINCEも105仕様のみにしかリムブレーキは存在しません。

 

ピナレロ PRINCE FX DISC(出展:シクロワイアード)

 

これが時代の流れなのかもしれません。

 

アメリカのロードバイクメーカーが主導するディスクブレーキ化の潮流はイタリアメーカーも飲み込もうとしています。

 

ピナレロ PRINCE DISC(出展:シクロワイアード)

 

ピナレロ DOGMA F12 DISC(出展:シクロワイアード)

 

来年からピナレロに乗るフルームが見られないのは少し悲しいです。

 

カンパニョーロの売れ筋ホイールであるシャマルがディスクブレーキ専用カーボンホイールにモデルチェンジしました。今まではリムブレーキ用アルミホイールでした。価格も17万円台とお買い得モデルです。

 

リムブレーキが普通じゃない時代が近づいているのかもしれません。

 

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