7月26日

パリでは40℃を超える猛暑になっていますが、アルプスでは雹が降り続きました。そして、土砂崩れも発生し、第19ステージはイスラン峠の下りからティニュまでの35kmがキャンセルされ、89kmと言う非常短いステージになりました。

 

ここ数日、アルプスに入り、好調を維持していたベルナルが第19ステージでもアタックを掛け、ついにアラフィリップのマイヨジョーヌを奪うことに成功しました。

 

 

レース後のコメントで多くの選手がレースがイスラン峠で終わるのなら、もっと頑張ったのにと言っていましたが、現実はティニュまでの登りを考えて、抑えていました。

 

エガン・ベルナルはキンタナを超えて、コロンビア人初のツール・ド・フランスの総合優勝を掛けて、第20ステージに臨みます。

 

筋書きが無いのはここ数日、好調をアピールしていたピノが落車の影響でリタイアしました。総合表彰台を目指していて、フランス人が歓喜する結果を少し予想していましたが、そうはならなかったようです。

 

ゲラント・トーマスがチーム内で争いを起こさずにベルナルをサポートすることを公言しました。ベルナルの能力を認めると同時に去年、自分をエースに押し上げてくれたフルームを見ているからこそ、言えることだと思います。

 

これはランダをサポートすると言いながら、独走してステージ用優勝したキンタナを考えるとイネオスとモビスターとの違いのように感じます。

 

山岳ステージも第20ステージを残すだけとなりました。

 

明日の夜はパリ凱旋です。凱旋門が待っています。

今年もイネオス(去年はスカイ)のラインダンスが見ることが出来るでしょうか。

 

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