まずは第8ステージ。

フルーネウェーヘンが2連勝しました。ロットユンボのスプリンターは速いし、ビアンキのオルトレXR4は名機と言って良いでしょう。

カウンターヴェイルと言う振動吸収樹脂をカーボンの積層に入れています。そのカウンターヴェイルにより、長時間硬いロードバイクに乗っても疲れにくいと言われています。

 

ビアンキはロットユンボと良い関係を保ち、ここ数年新型ロードバイクの開発にも積極的であり、結果も残しています。

チェレステカラーだけが良い訳ではありません。アリアが格好良い。プロは使いませんが、欲しいなと思う1台です。

 

シクロワイアードの記事です。

フルーネウェーヘンがスプリント2連勝

 

 

ゴールスプリントでガヴィリアとグライペルが他者への妨害や斜行で降格処分となりました。

去年はサガンとカヴィンディッシュの間でトラブルがあり、サガンは失格、カヴィンディッシュはリタイヤとなりました。

失格者がいないだけマシかもしれません。

 

第9ステージです。

北の地獄、クラシックの女王と言われるパリ~ルーベのゴール都市ルーベへゴールするステージです。

157kmのうち、15ヶ所22kmが石畳です。パンクや落車などが発生し、取り返しのつかない差が発生することも考えられます。

最悪はリタイヤとなります。

 

序盤にリッチーポートが落車でリタイヤになりました。最後の参戦であろうBMCレーシングはマイヨジョーヌより総合エースを先に失いました。これからはTJ・ヴァンガーデレンと現在のマイヨジョーヌであるヴァンアーベルマートに期待するしかありませんが、クライマーではなく、パンチャーであるヴァンアーベルマートは休養日明けの第10ステージでマイヨジョーヌを失う可能性が高いです。毎日必死にボーナスタイムを稼いでいます。

 

今日も途中ボーナスとステージ2位に入り、9秒を稼ぎました。

出来れば、アルプス終わりまでマイヨジョーヌでいて、BMCを宣伝して欲しいと思います。

 

そして、第9ステージを勝利したのはデゲンコルブです。

GIANT時代にスプリンターチームを巻き込む交通事故であわや指切断と言う負傷を経験し、その後、TREK移籍もありましたが、未勝利が続いていました。キッテルとの協調関係でスプリンターですが、どちらかと言うとクラシックに強いと言うイメージがあり、ブエルタは10勝していますが、ツール・ド・フランスは初勝利です。

2015年のパリ~ルーベの勝者です。

 

難関石畳ステージでデゲンコルプが制する

 

 

今回のステージの上位を見ると

2位ヴァンアーベルマート、3位ランパート(クイックステップ)

4位ジルベール、5位サガン

パリ~ルーベやクラシックに強い選手が順当に上位へ来ています。

 

パンクや落車も多く、フルームやランダ、ウランも落車しています。

バルデに至っては3回もパンクしています。機材の差が出るステージと言う部分も大きかった気がします。

 

デゲンコルブも大好きな選手です。SHIMANOやGIANT時代はキッテルの影に隠れる部分やアシストする部分が多かったです。それでも親友であるキッテルに対して、不満を言いませんでした。

 

キッテルの居なくなった後にクラシックハンターとしての力を見せましたが、チームがデュムランを中心とした総合順位を狙うチームへ編成変更を行うとカンチェラーラが引退したTREKへ移籍をしました。

 

しかし、TREKはコンタドールがいることにより、やはり総合順位を狙うチームであることに変わりはありませんでした。去年コンタドールが引退したことにより、チームはチーム編成を模索する時期になり、デゲンコルブにもアシストを従えたスプリンターエースとして、ツールに出場できました。

 

これから山岳ステージに入り、スプリンターの活躍出来るステージは減りますが、キッテルも復活して、デゲンコルブのステージ優勝争いを見てみたいなと思います。

 

明日は休息日、ツールは短い休日に迎えます。

 

ブログを読んで頂き、ありがとうございます。

記事に失礼な点があれば、申し訳ありません。