厚労省発表によると、労働相談件数は、若干改善したものの平成26年度は100万件を超えている。景気回復により減少(解雇に関する相談減)したかも。
そのうち、パワハラがダントツの63000件で年々増加している。全国各地(全県)で今年も「パワハラ対策取り組み」セミナーを開催予定である。
昨年の資料で、企業別にパワハラ対策の有無を調査したところ従業員1000人以上の企業では76%が取り組んでいるが、従業員100名未満の企業では18%であり企業規模により大差がある。
これって、早期離職率の企業規模別の状況と同じ傾向である。事業経営が厳しいのかも知れないがしっかりしてよと言いたい。
今年度も全国(各県)でのパワハラ対策取り組み支援セミナーが開催される。責任者が参加し対策してほしい。
件数減でなく、従業員の有効活用、経営への有効も期待できると思う。特に、小規模企業者に意識をもって欲しい。