世の中の仕組み(無知の原因)
説明
今の若者世代が無知なまま社会に出るようになったのはいくつかの理由が存在します。悪名高きゆとり教育と、それによって引き起こされた教育格差による親の諦めです。ご存知のとおり、ゆとり教育は学力低下を引き起こし、教育水準の質の低下、環境の荒れ、教師の流出など公立教育を徹底的に破壊してしまった制度です。公立(都道府県)教育ではまともな教育が行われなくなりました。日本の学校では学力とは関係なく、一定の年齢になれば学校を卒業しなければなりません。いくらバカな人間でも一定年齢になると強制的に社会へ放り出されることとなったのです。そのため多くの若者は社会のしくみや政治、経済、お金の知識、はては労働の知識すら与えられぬまま社会へ放り出されることとなるのです。そして右も左もわからぬ若者を、ずる賢い大人がどんどん搾取するのです。公立の教育が無意味になったことに危機感を感じた親たちは、子供たちを教育がしっかりしている有名学校へ進学させようと受験料や学費が高額な私立校へ子供を通わせ始めました。賢い親の順に公立から私立へ逃げていったのです。しかし、私立学校はご存知のとおり相当高額なお金が必要になり、低所得な家庭は私立へ行くことができません。お金の無い家庭は公立校(都道府県)レベルの低い教育しか受けられなくなりました。結果として、高額な教育費を払うことができる親の子だけが、有名学校で知識と知恵を得ることができる教育格差が生じることになります。そして親の中には 「諦めが肝心だよ」 と子供に対して諦めを諭す親も出始めました。貧乏人に生まれたら一生貧乏人でいようという親が出始めたことで、低所得家庭の若者たちは知識や知恵を得ることがどんどん難しくなってしまったのです。
本日の感想
賢くなりましょう!!
(ドラゴン桜・有名な言葉)