サムスン電子２四半期営業利益、前年同四半期比半分

サムスン電子、絶望的な実績発表

こんにちは！古典部員です

僕は今週出張中ですが、昨日のニュースで記事を書きます。

サムスン電子（００５９３０、ソウル）は昨日（７月８日）2四半期実績発表をしました。

この結果がかなり失望的なのが問題です！

*本記事は２０２５年７月９日の市況を扱っています。

サムスン電子の2四半期の営業利益は４兆６千億ウォン（約４千６百億円）で、前年同四半期比約５５．９４％減少しました。（*1）

つまり、サムスン電子の営業利益が一年ぶりに半分になったことです。

営業利益の減少の原因は、半導体の在庫価値下落を反映した結果だと伝えられています。

もちろん、ファウンドリなどの非メモリー事業分野の赤字が続いているのも大きな原因です。

このブログにも、サムスン電子の実績が悪化していることと、投資関心が低くなっているということに関して触れたことがありました。

（２０２３年からのサムスン電子の1日足チャート、*2）

上に言及した記事のよう、サムスン電子は昨年下半期から株価が急落しました。

もう投資家からの関心から離れたかも知れませんが、

今年上半期のＫＯＳＰＩ強勢相場にも株価の回復が遅い状況です。

過去の相場ではＫＯＳＰＩ指数を主導する銘柄でしたが、今回は全般的に除外されている様子ですね。

サムスンはこれを踏まえ、自社株買いを発表するなどの対策を講じています。

ですが、下半期に実績を改善するためには、強い革新が必要だと思います。

この状況がサムスン電子株価の「底」だと考える韓国の個人投資かや専門家がいますが、

投資家たちがどう判断するのかは別の問題だと思います。

あと、ＫＯＳＰＩ指数の長期的な成長のためには、サムスン電子の株価の成長もある程度は必要だと考えます。

※ 注意事項：

本記事は個人的な投資の学習と記録を目的としたものであり、

特定の銘柄や分野の推奨または見通しを示すものではありません。

投資判断は必ずご自身の判断と責任のもとで行ってください。

参考資料

1．サムスン電子、実績発表

2．Investing.com、Samsung Electronics Co. Ltd.