韓国、商法改正案国会通過と株式市場の急上昇
こんにちは!古典部員です!
韓国の総合株価指数のKOSPIは、今年高い収益率を達成しています。
特に新しい大統領イ・ジェミョン(李在明)当選以降急上昇中です。![]()
*本記事は2025年7月3日の市況を扱っています。
(アジア各国の株価指数、*1)
それで年初の株価上昇を踏まえ、KOSPI指数は年初対比30%の上昇を記録しました!![]()
李大統領の当選がその上昇勢に推進力を加えているようです。
その上韓国国会は今日(7月3日)、「商法改正案」を通過させました。
これで韓国株式市場にもっと資金が流入されると予想されます。
李大統領が強調した通り、株式市場強化政策の一環です。
主要内容は2つです。
1.理事の「忠実義務」強化。理事は株主「全部」の利益を公平に保障しなければならないのです。
2.「電子株主総会」義務化。株主総会に出席しなくても、投票できる方法を保障しなければならないです。
もちろん、これ以外にも色んな条項がありますが、最も重要なのは上記の2つです。
特に、1番の条項を通じて、韓国株式市場で行われた悪い慣習の革新が期待されます。![]()
(分割上場、株式消却ない自社株買いなど)
こんな悪い慣習が韓国の株価を押し下げる(コリアン・ディスカウント)原因として指摘されているので、
今回の法案改正に至ったと思われます。
韓国の投資家たちが望んだ自社株消却関連事項は今回反映されなかったんですが、
下半期に再び議論する予定だと伝えられています。
(李大統領の公約の中で一つでした)
(KOSPIの2021年からの1日足チャート、*2)
私としては、KOSPIはまだ史上最高値の3300に到達しなかったのでまだ上昇余地があると予想します。![]()
特に李大統領のスローガンが「KOSPI5000時代」なので、もっと期待感持っても良いのではないかと思います!
※ 注意事項:
本記事は個人的な投資の学習と記録を目的としたものであり、
特定の銘柄や分野の推奨または見通しを示すものではありません。
投資判断は必ずご自身の判断と責任のもとで行ってください。
参考資料
1.The New York Times, Why This Country’s Stock Market Is Up 30% This Year
2.Investing.com、韓国総合株価指数



