ロケットラブ・コーポレーション(RKLB)
こんにちは!古典部員です~![]()
最近人類は再び、宇宙に向けたレースを始めました。
衛星を活用することはもちろん、再使用宇宙船まで色んな革新が行われています。
特にトランプ氏が宇宙基盤ミサイル防衛システム、「ゴールドン・ドーム」プロジェクトを公言して、
宇宙産業関連株式が最近脚光を浴びています!![]()
(2024年軌道発射試みのインフォグラフィック。*1)
2024年、人類は宇宙に259個のロケットを打ち上げました。
しかし、注目するべきポイントはその中で政府ではなく民間主導の発射が70%ということです。![]()
既に、宇宙は政府主導の領域ではなく、民間事業の領域になりました。
イーロン・マスク氏の宇宙開発プロジェクト「SpaceX(スペースX)」はご存知のことと思います。
ですが、大型有人宇宙船以外にも、衛星みたいに色んな小型構造物の発射も必要です。
ならこのセクターではどんな企業があるか?
それが上のインフォグラフィック上段にある、14個のロケットを発射した企業、
ロケットラブ・コーポレーションです!
*本記事は2025年6月8日の市況を扱っています。
1.RKLBの株価推移
(最近1年のRKLBの1日足チャート、*2)
RKLBは昨年トランプ・ラリーの時上昇した代表的な銘柄の中で一つです!![]()
今年の春には関税戦争の影響で急落した様子ですが、
最近ゴールドン・ドームプロジェクトのせいで株価が上昇しています。
ただし中位していただきたいのは、RKLBはゴールドン・ドームプロジェクトに参加する企業ではないということです!
でも宇宙開発プロジェクトに間接的に恩恵を受けると見られます。
まだ最高値は更新できなかったんですが、将来の宇宙関連セクターの拡大の恩恵を受けることが出来ると思われます。
2.RKLBの財務状態
RKLBの第1四半期成果は、約123百万ドルの売り上げを記録しました。
これは昨年同期間と比べて、32%成長した数値です。
しかし、RKLB自体は赤字企業で、今四半期約60.6百万ドルの純損失を記録しました。
このブログで触れた大部分の企業がそうなんですが、技術企業は成長段階では赤字を記録するものです。
SpaceXも初期段階では赤字企業でした!
将来の成長性と期待感を持って投資する方が良いと思います!
3.RKLBの主要な商品と展望
RKLBはロケット発射、衛星開発と製造、宇宙ソフトウェアなどの多様な商品を提供する企業ですが、
上記の通り主力商品はロケットです。
エレクトロン(Electron)とニュートロン(Neutron)がそれです。
特に、ニュートロンの場合は米国宇宙軍のプロジェクト「NSSL Phase 3」にも選定されました。
(部分的再使用できる中型発射プラットホーム、ニュートロン。*3)
あと、ロケットラブ・コーポレーションは今回衛星通信関連企業のマイナリック(Mynaric)の買収を発表しました。
それで衛星通信パネルとか、宇宙関連分野に事業を拡張する予定です!
今四半期の発表で、RKLBの国防分野進出と事業多角化が期待されます!
4.総評
宇宙産業関連企業はまた未成熟な分野であり、最近関心が集っている分野です!
まだ利益が創出出来ないのはリスクなんですが、
短期的な観点でも、長期的な観点でも、ポートフォリオに編入したら良いんじゃないかと思います。
※ 注意事項:
本記事は個人的な投資の学習と記録を目的としたものであり、
特定の銘柄や分野の推奨または見通しを示すものではありません。
投資判断は必ずご自身の判断と責任のもとで行ってください。
参考資料
1.Infographic Website、2024年軌道発射試みのインフォグラフィック




