こんにちは!古典部員です。
韓国は最近、韓国ウォンのドル為替が話題です。
特に今日(2024年12月27日)1ドルが1470ウォンを超えました。
こんなドル高は2009年サブプライム住宅ローン危機以降初めてです。
*本記事は2024年12月27日の市況を扱っています。
(2024年韓国ウォンとドル為替)
24年9月の米連邦準備制度理事会の利引下げの時以外にはずっと上昇中です。
為替差益も凄かった1年でした。
もし年初にドルを買ったら今の収益率は13%前後です。
銀行預金は利回りもこれより少ないんですが、ウォン貨の価値切り下げのせいで現金保有で損を受けた一年でもあります。
(2024年12月27日のウォンードル推移)
ドルは今日(27日)にも強かったんでしたが、昼ごろから落ち着いた状況になりました。
ですが、昨日より5ウォン(約0.5円)分上昇したのはまだドルの上昇余地がある信号に見られます。
基本的に12月のドル高は12月3日の韓国戒厳令が直接な原因に見られます。
政治的なリスクのせいで、外国投資者が韓国市場で魅力を探すのがもっと難しくなりました。
こんな状況で決定打になったのが12月中旬にあったFOMCのせいです。
議長パウエルの「タカ派的な利引下げ(Hawkish cut)」発言のせいで、
来年の追加的な利引下げの展望が不透明になりました。
それで、ドル高も続いています。
ドルの為替が高くなったら物価上昇、あと物価上昇による内需低迷の可能性がありますので、
早く政治的な状況が良くなって、為替も落ち着くのを希望しています。
*僕は一旦、追加的なドル買収は中断しました。
※ 注意事項:
本記事は個人的な投資の学習と記録を目的としたものであり、
特定の銘柄や分野の推奨または見通しを示すものではありません。
投資判断は必ずご自身の判断と責任のもとで行ってください。

