FEAT&FIVY
こんにちは!古典部員です。
高収益を目標にしている様々なETFを運用している資産運用会社、
YieldMax社の新しいETFが上場しました。
この記事では、FEATとFIVYの簡単な紹介をします。
この記事の内容はFEATとFIVYの商品案内書の内容に基づいています。
[ FEATの案内ページリンク / FIVYの案内ページリンク ]
*本記事は2024年12月25日の市況を扱っています。
1.概要
このデリバティブ商品は、Dorsey Writghtのモメンタムスコアリングシステムを活用して、
上位5つのYieldMaxのETFに投資する商品です。
これにより、今回公開されたFEATとFIVYは「YieldMax™ Dorsey Wright ETFs」と言う新しい商品群に入りました。
(FEATとFIVYの構成種目*2)
構成種目は上の写真通りです。
今はテスラ(TSLA)、エヌビディア(NVDA)、メタ(META)、マイクロストラテジー(MSTR)、ネットフリックス(NFLX)を基礎資産で追従しているYieldMaxの商品が種目です。
FEATとFIVYの違いは基礎株式を含まれているのかないかです。
(カバード・コール(Covered Call)商品が種目構成に基礎資産を入る理由は機会があったら紹介します。)
2.資産運営戦略と展望
FEATとFIVYは毎月リバランシングをする予定と知られています。
基本的な戦略は他のYieldMaxETFと同じに、オプションプレミアム収益を目指すことです。
それで月別高収益を追求するのが基本的な運営方法です。
上の写真通り、各種目別に20%の比重を持っています。
既存の個別投資商品よりリスクが分散させているのが利点と見られます。
特にYieldMaxの体表的な商品TSLY(TSLAを追従)は配当率がなんと87.68%に至るほどです。
3.投資上の危険
ですが、基本的にカバード・コール戦略は基礎資産が上昇する時にもその成長に限界がある短所があります。
あと、デリバティブ商品である限り、色んなリスクに露出しているのは無視できない危険です。
何より、下げ相場で価格防衛が良く出来ないこともあります。
実際に、TSLYもそうだし、YieldMaxで有名なCONY(COINが基礎資産)の場合も下げ相場以降基礎資産は株価を回復したんだけどYieldMaxの商品は回復が遅いんです。
基本的に配当率が高い商品が集まっているETFなんですが、様々な部分を考慮して投資してください。
FEATとFIVYの初配当金発表日は1月22です。
YieldMaxのグループAにこの両商品が入っているからご参考してください。
※ 注意事項:
本記事は個人的な投資の学習と記録を目的としたものであり、
特定の銘柄や分野の推奨または見通しを示すものではありません。
投資判断は必ずご自身の判断と責任のもとで行ってください
参考資料
1.YieldMaxのFEATとFIVYの紹介ページ

