韓国、人口国家非常状態を宣布

 

 

皆さん、お久しぶりです。古典部員です。

日前触れた通り、韓国は最近何年間深刻な人口危機に置かれています。

 

 

この低出産(少子化)問題に韓国人の関心が集まっている中、

尹錫悦(ユン・ソンヨル, 윤석열)大統領は6月19日、

「人口国家非常状態」を宣布しました。

これは韓国の深刻な低出産問題に対し、政府の強力な意志を見せられる措置です。

 

(写真1:2024年低出産高齢社会委員会会議に参加した尹大統領)

 

尹大統領は低出産問題の核心分野で、下の3個を指摘しました。

1.仕事ー家庭バランス

2.養育

3.結構と出産支援、住居問題

あと、この問題を解決するため、「人口戦略企画部」を新設する方針です。

岸田総理も今年1月、少子化問題に対して対策を発表しましたが、そこに驚いた韓国人も結構多かったです。

(当時、日本の合計出産率は1.26%で、韓国の出産率より1.5倍以上高かったです。)

この企画部は、社会副総理が長官で、人口問題に関して「コントロールタワー」になりそうです。

それで、現在0.72%の合計出産率を2030年までに1.0%に引き揚げるのが目標です。

 

まず、仕事ー家庭バランスには、男女皆の育児休職使用率を上げるのが目標です。

それで今6.8%の男子育児休職使用率を50%に、

今70%の女性育児休職使用率を80%に上げるのが目標だと発表しました。

あと、育児休職間の給料は月250万ウォン(約25万円)に引き揚げする予定らしいんです。

 

あと、養育に関しては、3歳から5歳までの無償教育を提供するつもりだと発表しました。

さらに、幼稚園と保育園で12時間保育を提供するの目標だと発表しました。

その上、外国人も子供ケアーの職場に就職する出来るように支援する方針も明かしました。

 

最後の結構と出産支援、住居問題です。

最近若者は結婚や出産をデメリットだと思う方が多いんです。

それで政府は結婚と出産に恵みをあげる政策を悩んでいます。

まず婚姻申告や子供に税額控除を増やす方針です。

あと、金利1%の新生児特別ローンプランも開始するらしいです。

 

(写真2:韓国の少子化問題、AI生成)

 

しかし、雇用創出、公教育と大学競争問題、新入社員の給料や地方問題などの

重要な問題には具体的な解決策が不足していると批判があります。

今後、これらの部分に対する追加的な対策の準備が必要となるでしょう。

 

読者の皆様は、今回の政府の少子化対策についてどのようにお考えですか?

コメントで皆様のご意見をお聞かせください!

 

 

* 写真ソース

写真1:大韓民国大統領府、「人口戦略企画部新設、両立、養育、住居の3代核心分野に力量を集中し、低出産問題解決に邁進するべき」

 

写真2:AI生成、DALL-E(ChatGPT-4)