いきなりタイトル倒れですが多分寸評の長さじゃないです。まぁいいや。

 
乗車動機
こちら↑のブログの通り、11月3日に東京に行ってきました。
快適性を追求し熱海駅から特急「踊り子」に乗ることも検討しましたが、時間が合わないので仕方なく普通列車で行くことにしました。
 
▼特急「踊り子」。東京駅で撮影。
 
グリーン車でも所要時間は変わらないので、わざわざ乗る必要はないような気がしますが、JR東日本の電車は恨めしいほどにイスが固いので、長距離移動は辛いものがあります。また、現場に行く時の裏テーマに「移動手段を楽しむ・開拓する」というものを掲げているので、今回は奮発してグリーン車に乗ってみました。
 
▼乗車券とプレミアチケット(笑)
 
 
静岡では無縁のグリーン車
東海道本線の普通列車のうち、沼津駅まではJR東日本の車両が乗り入れています。
JR東日本の車両には「グリーン車」が組込まれていて、一編成10両のうち真ん中あたりの2両がグリーン車になっています。
一方、JR東海によって運行される沼津駅以西の普通列車は最短3両、朝夕など二編成を併結する場合でも5両もしくは6両が標準で、グリーン車を組込む隙はありません。そのくらい田舎なのです。甲府⇔静岡を結ぶ「特急ふじかわ号」にもグリーン車はありません。
そんなわけで、静岡の人間(&学生)であるぼくには「グリーン車」というのは全く縁のないものなのです。
(東海道線の場合、熱海駅以西がJR東海の管轄地区です)
 
 
これ以上何を求めるのか
(今回の電車はE233系でした)
 結論から言うと非常に快適でした。
良いところを箇条書きすると下記のようになります。
・普通席と違い、シートのクッションがきちんとクッションとして役割を果たしている。
・二階席の空間演出がよく、さらに見晴らしが良い。
・付随車なのでモーターの音がしない。きわめて静か。
 
一つ目についてはグリーン車として金を取っている以上当然だと思いますが、酷評してきたJR東日本の電車とは思えないほど良いシートです。
「これなら学校の木のイスのほうがマシ」とか「プールサイドのベンチといい勝負」などと言いたくなるような先代E231系の普通席とは全くの別物です。
座席の幅も広く、東海道新幹線の普通席にも負けない非常に良くできたシートです。
のんびり快適に移動したいという時にはかなり良いと思います。
 
ニつ目ですが、空間の演出も良くできています。
二階建てというと天井が低そうに思われますが、二階席の窓を屋根に回り込ませることで天井が低いことを感じさせないデザインになっています。解放感のある良くできたデザインです。目線が高く、窓の大きさと相まって非常に見晴らしが良いので、ある意味新幹線よりも快適かもしれません。
 
 
 三つ目ですが、東海道本線の普通列車のグリーン車は伝統的にモーターを搭載しない車両とされています。これは今でも受け継がれていて、二階席を陣取ったことと相まって、静粛性が評判のJR東海313系電車のモーター無し車両よりも更に静かでした。
 
 
誉めてばかりですが、数少ない短所を挙げるなら、揺れに重心の高さを感じることや機構的な問題でブレーキの際に前後揺動がわずかに感じられることくらいです。ただ、列車と振動というのは切っても切り離せない関係なので実質的には大した問題ではないでしょう。
 
広い座席、解放感のある室内、高い静粛性など、快適性が非常に高くこれ以上鈍行列車に何を求めるのかと思いました。
グリーン席と言いながら指定席ではないので、特にラッシュ時間は着席できる保証はありませんが、座ることができればグリーン料金800円の価値はあると思います。
 
 
総評
本当なら朝早い時間に東京行きの「急行東海」みたいな列車や、静岡から直通する普通列車があれば楽なのですが、ケチなJR東海はそのような列車を設定する気はないようです。
普通列車である以上、所要時間こそ静岡→東京を約二時間半で結んでいた急行東海に劣りますが、快適性は非常に高いのでまた機会があれば利用したいと思いました。
100点満点中100点を与えたいです。
数学がぶっ壊れますが本当は100点満点中120点くらいです。