もっと身近にChatGPT
今年の残暑は10月まで長引くとの予報もあるよう。まだまだ夏気分、事務局のウシです今や日常のあらゆる場面でお世話になっているAI(人工知能)、世の中を便利にぐいぐい進化させてくれていると感じます。Webサイト内のチャットボットに聞けば電話問い合わせしなくてもいい!などとても便利。そんな中身近なAIといえば、使いたいけどあまり馴染めていないのが生成AIでおなじみChat GPTです。文書作成やアイデア出しの壁打ち相手としても使えるとして、弁護士の間でも事務作業の効率化に適度な活用が推奨されているとかいないとか。私が以前いたIT系の会社では、「生成AIを使いこなせない者は確実に淘汰されるよ」と上司から言われ(ひぇー)、プレゼン作成や施策検討などにChatGPTが当たり前のように使われていました。しかし実際試してみると、うまく指示をしてあげないと思った答えが返ってこない、平気で嘘をつく、機密情報は載せられないなど、使い方に少々ハードルというかコツがいることがわかります。弊害を理解しつつ、特徴を知ってうまく付き合えば最強の相棒!ということでまずは使い慣れていきたい。世の中から取り残される前に…そこで、これならすぐ使えそう!な日常生活での利用場面を考えてみました 言葉が出てこない時に聞いてみる。ほら、こういう時、なんていうんだっけ・・?よくあるシチュエーションです。ChatGPTに、「去年と同じプレゼントを贈ったら、○○がない」って慣用句的になんていうんだっけ??と質問したら、『芸がない』とちゃんと答えてくれました。日本語だけでなく多言語対応なので、英語のフレーズなんかにも使えそうです。 夏休みの宿題のお手伝いに利用する。読書感想文ってどうやって書くの?!自由研究のまとめ方って??となった時に、ChatGPTに聞いたところ瞬時に簡単なドラフトをまとめてくれました。丸パクリはもちろんいけませんが、文章の組み立て方やまとめ方など参考になりそうです。 画像認識に使うGoogleアプリのカメラ機能でも同じようなことができますが、画像を読み込むとそれが何の画像なのか答えてくれます。また、子供の算数の宿題プリントを写真撮影して読み込ませたところ、文字認識して計算の答えを弾き出してくれました!(なぜか英語で) 今回は親が答え合わせするのに利用しましたが、なんと便利。(子供には教えられない) お出かけ先を考える週末に子連れで○○周辺に遊びに行くんだけど、おすすめのスポットを教えて、と打ったら、検索に少々時間がかかりましたが3つおすすめを返してくれました。次はどこ行こうかな~とアイデアが枯渇した時に役立ちそうです。 しりとりやクイズを楽しむ。先日気づいたら子供がiPadのSiriとしりとりをして遊んでいました。ChatGPTもできるようです。クイズを出してみて、というと何問か返してくれました。その他、ChatGPT自身に、上手な使い方は?と尋ねたところこんな答えを返してくれました。・メモ代わりに (ChatGPTに伝えて記録を残しておく)・料理のサポート (冷蔵庫にある材料で簡単なレシピを提案してくれる)・日常の問題解決 (家事のアドバイスや、悩み相談にも親身に回答してくれる)瞬時に提案をしてくれるし、文章のまとめ方が簡潔でわかりやすい、簡単な問題解決までしてくれるなんて、と感心してしまいます。いっぱい質問をして慣れていけば、アイデア次第でいろんな使い方ができそう。(無償版で質問をしまくっていたらすぐに上限に達してしまいましたが…)AIやロボットと人間の絡みといえば、思い浮かぶのはディズニー映画に登場するベイマックスやウォーリーといった愛らしいキャラクターたちですが、ChatGPTも上手に付き合えばベイマックスのように良き友になってくれそうです。もっとAIと仲良くなってついでに自分も賢くなりたい!という思いと同時に、こういった便利機能たちにいつの日か淘汰されそう…という漠然とした不安も拭い切れない複雑な心境に陥るのですが、使えるものはうまく使ってストレスフリーにハッピーになりたいものです