パッドマンというインド映画をみた。

パッドマンはインドで誰でも安く手に入るナプキンを開発した男性の実話をもとにした映画だ。

冒頭では、インドの小さな村に住む主人公が妻を持ったことから始まる。

まず、主人公は結婚するまで女性に生理があるというこすら知らなかった。そして、女性たちは生理期間中外にある小屋のようなところでじっと過ごすことになっていた。生理は穢れとされていた。ナプキンは高額でとても買えず、汚い布を生乾きのまま使い回していた。


…ここまできいて、
いつの話だと思いますか?

なんと彼が結婚したのは2001年でした。
(映画の設定ではそうみたい)
ほんの19年間…。
事実と一緒かはわかりませんが、それで違和感がないのなら、インドの生理への認知はかなり偏見に満ちいているということが分かります。


私は先進国で生まれ暮らして、生理になったときから、親にナプキンを渡されたし、保健体育の授業で性について学ぶことができた。

その横では、まだまだ穢れとか、迷信でしかものを語れない世界があったなんて、想像もつかなかった。


さらにいうと主人公はパソコンがこの世にあることも、検索すれば何でもわかることすら、知らなかった。

私たちの求められていること、できることは、本当にたくさんあるんだと思います。


生理を説明するだけで、救える命がある。

iPadの操作方法を教えるだけで救える天才がいる。

想像以上に簡単なことで雇用は生まれる。


そんなメッセージを受け取った。