第二の故郷東京アーカイブその5-1
こんにちは
移住を考え始めた頃、もう東京に来ることもなかろうと色んな所に意識していくようにしていました
結果移住先が群馬県だったのでそんなこともなかったわけですが、行った先々の思い出がたくさん保存されています
そんなわけで行ってみなきゃ分からない、それを地で行く様な感慨深かった場所をご紹介して行きたいと思います。
もし気になったら調べてみて下さいね
でも世間的には観光地でもなんでもないので東京在住の人や知人に話してもまったく反応がないことは請け合いです(実証済笑)
それでは第5回目はこちら
結構見どころがあるので第5回目は2回に分けてご紹介です。
小塚原回向院(小塚原刑場跡)
荒川区南千住
ここは何かと言いますとですね~
江戸時代の罪人の処刑場跡なんです(打ち首獄門系の刑場)
そんなとこ見たくないよって思うかもですが、ここだからこそって事もやっぱりあるんですよね
実はここ日本の西洋医学発祥の地と言われています。
学校の教科書でも有名な江戸のお医者さん「杉田玄白」他が罪人の死体を解剖し、西洋の医学書「ターヘルアナトミア」の内容と実物を見比べてみて、その正確さに衝撃を受けたことから日本の西洋医学は始まったと言われています
「ターヘルアナトミア」を翻訳したのがあの「解体新書」だったわけですがお寺には「解体新書の」表紙のレプリカが飾ってありました
昔は庶民がお亡くなりになった時、葬式や火葬する習慣もないので野原とかその辺にあつめていたわけですが、江戸時代はこの辺りが人々の風葬地帯だったわけです。
なのでTX(つくばエクスプレス)の工事の時にこの辺りから人骨がざくざく出てきた話は一部でかなり話題になっていました
(詳しくは検索してね)
近くには千束(通称吉原)、ドヤ街(旧山谷労働センター)があったりと、昔から人が寄り付きづらい場所って言うのには理由があったわけですね
第一回はここまで
それでは次回第二部に参りましょう