Googleの無料BIツール「Looker Studio(旧Googleデータポータル)」を活用すれば、売上データをグラフや表で分かりやすく可視化できます。この記事では、Googleスプレッドシートにある売上データをもとに、ダッシュボードを作る手順を初心者向けに丁寧に解説します。

  1. 売上管理ダッシュボードを作る前に準備するもの
  2. Looker Studioにスプレッドシートを連携する
  3. 基本的なグラフや表を作成する
  4. ✅スコアカードで売上合計を表示する方法
  5. 操作できるフィルタや検索ボックスを設置する
  6. 見やすさ・使いやすさを意識したデザイン調整
  7. スプレッドシートと連携して自動更新する
  8. 売上分析に便利なTips
  9. ダッシュボードテンプレートの活用もおすすめ
  10. まとめ

売上管理ダッシュボードを作る前に準備するもの

Looker Studioでダッシュボードを作るには、以下の3点を準備しておきましょう。

  • Googleアカウント
  • 売上データが入力されたGoogleスプレッドシート
  • インターネット環境

スプレッドシートには以下のような形式でデータが整理されていると、Looker Studioとの連携がスムーズです。

売上データ例:

日付 商品名 商品カテゴリ 顧客名 単価 数量 売上額 地域
2025/05/01 Tシャツ アパレル 山田太郎 2000 2 4000 東京
2025/05/01 ノートPC 電化製品 鈴木花子 100000 1 100000 大阪

売上額列は、事前に「=単価 * 数量」で計算しておくと便利です。

A列にID(例:8桁英数)を設定しておくと望ましいです。

Looker Studioにスプレッドシートを連携する

まずはLooker Studioの画面にアクセスし、以下の手順でレポートを作成します。

  1. 【+作成】ボタンをクリックし、「レポート」を選択
  2. データソースに「Googleスプレッドシート」を選ぶ
  3. 対象のスプレッドシートとシートを選択
  4. 「接続」をクリックし、読み込み内容を確認
  5. 「レポートに追加」で新規レポートに反映

これでLooker Studioとスプレッドシートの接続が完了します。

基本的なグラフや表を作成する

売上の可視化におすすめのチャートは以下の通りです。

  • 時系列折れ線グラフ:日別・月別の売上推移が分かる
  • 棒グラフ:商品カテゴリごとの売上比較に便利
  • スコアカード:売上合計、平均単価、購入者数などのKPI表示
  • 地図チャート:地域ごとの売上分布が一目瞭然
  • 表(テーブル):詳細データを一覧で表示
  • スコアカード:スコアデータを表示(売上合計など)

それぞれクリックとドラッグ&ドロップで簡単に配置できます。

✅スコアカードで売上合計を表示する方法

【前提】

  • 売上データに「売上額」列があり、数値として認識されている
  • データソースはGoogleスプレッドシートなどで接続済み

🔧 手順

① Looker Studioレポートを開く

すでに作成した売上管理レポートを開きます。

② スコアカードを追加

  1. 上部メニューから
     👉【挿入】>【スコアカード】をクリック
  2. 任意の場所をクリックして、スコアカードを配置

③ 指標(メトリクス)を「売上額」に変更

  1. 右側の「データ」パネルを確認
  2. デフォルトでは「行数」などになっている
     👉【指標】の項目をクリック
     👉「売上額」(もしくは売上合計に使っている列名)を選択(例:「売上額」など)

④ 集計方法の確認

  • 「売上額」が合計として認識されていない場合は、指標を編集して「集計:合計」に設定

 

 

🎯結果

  • スコアカードに「売上合計(例:¥295,000)」などが表示されます

操作できるフィルタや検索ボックスを設置する

ユーザーが自由に絞り込みできるようにすることで、より実用的なダッシュボードになります。

  • 日付フィルタ:任意の期間で売上データを表示
  • カテゴリフィルタ:商品カテゴリや地域を選択可能に
  • 検索ボックス:商品名・顧客名などで検索可能に

これらの操作パネルは「コントロール」から追加できます。