HTMLにおいて、pre 要素は、通常、その中のテキストを書かれた通りに表示します。これには空白や改行がそのまま反映されるという特性があります。しかし、pre 要素内での自動的な折り返し(自動改行)を実現するには、CSSを使用する必要があります。

目次

  1. white-space: pre-wrap;

  2. white-space の値

  3. まとめ

 

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white-space: pre-wrap;

pre 要素でテキストを自動で折り返したい場合、以下のようなCSSプロパティを適用します:

pre {
  white-space: pre-wrap;  /* CSSで折り返しを有効にする */
}


 

このwhite-space: pre-wrap;プロパティは、改行、空白を保持しつつ、コンテナの幅に合わせてテキストを折り返します。

 

以下は、HTMLとCSSを組み合わせた完全な例です:

 

<style>
  pre {
    white-space: pre-wrap;  /* テキストを折り返す */
    border: 1px solid #ccc ;  /* 枠線を追加 */
    padding: 10px;           /* 内側の余白を追加 */
  }
</style>

<h2>Pre Element with Wrapping</h2>
<pre>
これは例のテキストです。
ここに書かれた内容は、通常通りにスペースや改行が保持されますが、
幅に合わせて適切に折り返されます。
</pre>
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white-space の値

このプロパティは、要素の空白の扱い方を定義します。

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