前回の続きです。ランダムな整数を発生させて担当者をランダムに割り振りたい場合などに使える関数です。

  1. RANK.EQ関数のおさらい
  2. 重複しないように整理する
  3. 関数の解説
  4. まとめ

RANK.EQ関数のおさらい

「RANDBETWEEN」を使用して、1から10の整数をランダムに生成し、その後「RANK.EQ」関数を使用してランクを付けることで、整数を重複させずに表示できます。

RANK.EQ関数の基本的な構文は以下の通りです。

=RANK.EQ(number, ref, [order])
  • number: ランクを求めたい数値。
  • ref: ランクを計算するための数値の配列または参照。
  • [order]: ソートの順序を指定します。0または省略された場合は降順、1の場合は昇順になります。

重複しないように整理する

A列に既にRANDBETWEEN(1,10)が入力されていて、その中に重複する値が含まれている場合、それを重複しないように整理するためには、以下の手順を実行します。

=RANK.EQ(A1, $A$1:$A$10,0)+COUNTIF($A$1:A1,A1)-1

別の列(例えば、B列)に=RANK.EQ(A1, $A$1:$A$10,0)+COUNTIF($A$1:A1,A1)-1と入力します。この手順により、重複しないランクが付けられます。

関数の解説

 
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