Firebaseを使用してスマートフォンのトークンを取得し、Progressive Web Apps (PWA)でプッシュ通知を送るシステムを構築する流れです。

  1. Firebaseプロジェクトの設定
  2. クライアントサイド(モバイルアプリ)側
  3. サーバーサイド側
  4. まとめ

Firebaseプロジェクトの設定

Firebaseの公式ウェブサイトにアクセスし、新しいプロジェクトを作成します。

Sign in - Google Accounts

console.firebase.google.com

プロジェクトを設定したら、アプリケーションタイプ(iOSまたはAndroid)を選択してアプリをFirebaseに登録します。

サーバーサイドからプッシュ通知を送信するために必要なデバイストークンを取得するプロセスは、主にクライアント側(モバイルアプリ)で実行されます。以下は、このプロセスを設定するためのステップです。

クライアントサイド(モバイルアプリ)側

クライアントサイド(モバイルアプリ)では、以下のような流れを実装します。

Firebase SDKの設定:

モバイルアプリにFirebase SDKを追加します。iOSの場合はCocoaPodsまたはSwift Package Managerを、Androidの場合はGradleを使用して、Firebase Cloud Messaging(FCM)ライブラリをプロジェクトに組み込みます。

デバイス登録トークンの取得:

アプリが初めて起動された時に、Firebase SDKはデバイス固有の登録トークンを生成します。このトークンを取得するために、SDK提供のメソッドを呼び出します。

トークンの送信と保存:

取得したデバイストークンをサーバーサイド(あなたのバックエンド)に送信します。通常、REST APIを介してこの情報を送信し、サーバー側でデータベースに保存します。

サーバーサイド側

バックエンドのセットアップ:

バックエンドシステム(Node.js、Python、Javaなど)を設定し、Firebase Admin SDKをインストールします。

Firebase Admin SDKの初期化:

Firebaseプロジェクトの秘密キーを使用してFirebase Admin SDKを初期化します。これにより、サーバーサイドからFirebaseサービスに安全にアクセスできるようになります。

デバイストークンの受信と保存:

クライアントから送信されるデバイストークンを受け取り、データベースに保存します。これには、APIエンドポイントの作成が含まれます。

 

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