日本メチャ寒い…
毎年思いますが…
南国で毎日ノンビリ死ぬまで居れないかな…笑
エグチホールディングス株式会社 江口勝義です。
いつも読んで頂き本当にありがとうございます!
前回にここに書いた通り…
〝 モチベーション継続中! 〟
実は今年の僕が、本気のヤル気スイッチが カチッ と入った理由が他にもあります。
とても大きな理由です。
2014年1月、小学生からの友人である、いけたん、マサテルと3人で焼肉を食べる待ち合わせをしていた時のこと…
マサテルは言わずと知れた、NuZee incという名前の会社をアメリカで株式を公開している大親友。
昔から変わらず尊敬でき、金融や会社の事をいつも相談させて貰う、僕の大事なメンターの1人でもあります。
左がマサテルで右が僕です。
夕方7時頃に待ち合わせをしていたのですが…
先に入店していた僕は、遅れてお店に入ってきた彼を見て、
「 お風呂でも行ってきたの? 」
そう聞きたくなるくらいスッキリした雰囲気でした。
「 ううん。 行って無いよ。 広島に行って来た。 」
???
「 ヘェ~ 何しに行って来たの? 」
パラパラと〝 松庵 〟のメニューを見ながら、何を注文しようか考えながら彼の言葉を聞き流していました。
彼は何か深く伝えたそうな雰囲気…
まだそれに気付かない僕…
「 勝義さぁ、人間40年も生きとると色んな埃が溜まってくるわな? たまにはそれを掃除しとかんといかんのだわ。 」
???
「 ヘェ~… 何それ… 」
完全に興味なさそうに軽く返事をしていたら…
「 一緒ビジネスもやっとるわけだし、勝義も行って来いて~。 」
いつも通りの柔らかい物腰。
しかし本当に伝えたい事がある時の粘り感…
やっぱりいつも通り100%全てを細かく話すより、こちらの想像力を掻き立てながらのプレゼンをしてくる…
何か本気だな…
深く掘り下げてみる事にしました。
「 どんな事やるの? 何それ占い? 」
「 違う違う。ゴウシャって知っとる? 」
「 ?? 何それ? ゴウシャ…? 」
「 業捨って書くんだわ… 」
「 人間の体に溜まった埃を業捨でおとしてくの。 そうするとスッキリするし、1度行って来やぁ! 」
何か胡散臭い…
僕は皆さんご存知の通り完全無宗教論者で、
占いやカウンセリングやヒーリング等には拒否反応を示してしまいます…
「 マジか… そういう類なのかな… 」
初めはそう思いました。
「 ふ~ん…なるほどね… 行ってみよかなぁ… 」
全く行く気の無いその場凌ぎの適当な言葉に…
「 いつにする? 予約しなかんで取っとくわ! 」
何コレ…
マサテル本気じゃん…
本当は行く気は無かったのですが、実は彼のお母さんもそこに行っており、彼がそこまでお勧めしてくるとは、東田家に伝わる秘伝の術か何かなのかな…?
少しだけ興味が出たので、超シブシブ予定を伝えて予約を入れてもらう事に…
彼の話を要約するとこういう事。
土日のみ営業。
予約は取ってある。
朝一の新幹線で広島まで行き、在来線で◯◯駅まで行き、その駅に着いたら◯◯マンションのT先生まで連れて行ってくれと、タクシーに伝えたら住所等必要ない。
その駅にいるタクシーでT先生と言って知らない人は居ないと。
まず広島駅から◯◯駅まで鈍行列車で約50分。
◯◯駅からタクシーで10分ほどでそこに着くから。
「本当に?住所教えておいてよ。迷ったら面倒臭いじゃん!
「 大丈夫だわ。それでいけるで。 」
かなり不安…
金額は…
敢えてここには書きませんが、「 えっ??マジ?? 」
それ位初回は掛かります…
でも、あの東田家が行ってるから…笑
当日、予約を入れてもらった2014年2月22日その場所に行って見ると、本当に彼から聞いたそのままでした。
タクシーの運転手さんに「 ◯◯マンションT先生 」と伝えると、間髪入れずに「 了解! 」の声。
どうしても納得の行かない僕は、何故名前だけで行けるのかをタクシーの運転手さんに聞いてみました。
すると…
「 この町の人なら全員誰でもT先生の事は知ってますよ。 すごく有名人でどんな病気でも、治しちゃうらしいですよ… 」
えっ?! 僕、病気じゃないし…
まぁいいか…
マサテルが言うんだから…
実際そのマンションに着きました。
築30年は経っている古い鉄筋コンクリート4階建てのマンション。
表札も無い指定された部屋に行き、ドアをノックしてみると、中から50代のおばちゃんが出てきて中に案内してくれました。
その方も後からわかったのですが、そこに施術を受けに来ている方でした。
中は2DKになっており、手前の部屋からは人の気配と老婆のうめき声が…
奥の部屋に入ると、非常に大きな仏壇と男性が3人横になったりして、寛ぎながら順番待ちをしているご様子。
部屋の中は、むせ返すほどの線香が焚かれており、入って循環…
「 うわっ!何かの宗教的な…? マサテル…何コレ… 」
本当にこの境地。
「 こんにちは! 」
そこに居た見た目50代のおじさん達3人にご挨拶だけして、僕は心のシャッターを完全に下ろし、持ってきた本を出し読み始めようとすると…
メガネをはめた1番手前に居た男性が、シャッターをこじ開けて話しかけてきます。
「 お兄さんどこから来たの? どこか悪いの? 」
うわっ!来た来た…
僕は両手でシャッターを押さえたまま…
「 名古屋です。 悪い所…? それはありません。 」
「 えっ?! 悪い所が無い? それなのに来たの? そんな人も来るんやなぁ! じゃあ何しに来たの? 」
関西弁混じりのその男性が言うには…
ここに来る人は、ガンや糖尿病の様な病気を持った人が殆ど。
ご自身も実はガンにより半年の余命宣告をされて、友人に泣きつきT先生をご紹介してもらい、毎月それから通っているけど、今年で20年目になる。
T先生によってこの20年は生かされたと。
お仕事は港湾の会社を経営しており500人を超える社員を抱えている社長。
実は隣の部屋で呻き声を出しているのはご自身のお母様。
彼女は大阪のキタでひと月で1000万円飲む豪傑だったらしいのですが、3年ほど前持病の糖尿病が悪化して来て、右腕を切る決断を主治医に迫られたらしく、20年生かされてきた息子にT先生を紹介してもらいずっと通っているが、手を落とすことなく好調が続いている…と。
それにしても老婆の断末魔に似た呻き声…
聞かれたことありますか…?
とても良いものではありませんが、一体中で何が行なわれてるの…?
不安で不安でたまらなくなってきます…
その隣にいたおじさんも、その港湾の社長が連れてきた持病持ちのおじさん。
その向こう側の方は何と脳外科医。
医化学に携わる方も受けに来る業捨って一体何なの?
それからも僕の後に来た人達が代わる代わる、次々と色々な方々が話し掛けてきます。
彼等はここに来る人達と話したくて仕方がない。
何故かと言うと…
それぞれがここに来て業捨を受けてからというもの、信じられない様な〝 奇跡 〟を経験しており、その奇跡自慢ではないのですが、その内容をシェアしたくて仕方がないのです。
その気持ちわかるなぁ…
暫くすると齢70を超えた程の少しオーラを感じる女性が隣の部屋から出てきました。
「 もぉ~痛いわ~ もぅ嫌やわ~! 」
息子に窘められながらお茶をすすり始めました。
興味津々の僕はすでにシャッターから手を離し、中で何が行なわれているのか?
業捨料金はどうやって支払うのか?
実際痛いのか?
様々な質問を浴びせ色々と解ってきました。
業捨とは…
様々な、人にこびり付いた〝 垢 〟を落とす事。
先生は指の先で軽くこするだけ。
体調は絶好調になる。
考え方が超前向きになる。
ここに来ているのは重病人の方が殆ど。
彼等が言うには…
病人でなくて来る人は殆どいないが、来れた人はかなりのご縁を頂き来ることができた人。
このご縁で来れたと言う感覚は、後々時間が経つにつれて理解がドンドン深まっていきました。
そしてこの事はその場に居た方々には全員から言われました。
なるほど…
しかし…
全員がこれも言いますが…
先生は軽く指先で擦っているだけですが、指先にカミソリの歯が5~6枚仕込んであるかの様に、死ぬほど痛い…と。
痛すぎて笑いが堪えきれなくなる…と。
マジか…
そんなに痛いの…?
恐ろしさと緊張感と、予約したにも関わらず3時間半待ったその時…
奥の部屋の扉が開き、低い男性の声で
「 江口さーん! 江口さーん! よう来てくださった。 中にお入りください。 」
年齢は70過ぎ位でしょうか…
元気よく白髪混じりのT先生の登場です…
ヤバイ…
遂に来た…
「 はい。 こんにちは! 」
僕は元気よく返事をして扉の向こう側へ…
今年一発目の長くなるので続きは次回!!笑
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます!!