いろいろ、ぶっちの成長やら私事のことやら書きたいことが山ほどありますが、
とりあえずこの記事を～
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去年まで盲導犬パピーウォーカーをしていました。
去年の秋に無事一歳を迎えて
盲導犬協会に入学し（つまり私達パピーウォーカーとのお別れ）
盲導犬候補生として訓練を続けていたパピーGが
『この度、キャリアチェンジ犬（訓練をやめて家庭犬になること）になりました。』
との協会から電話を受けて、今月12日、最後の面会に行ってきました
ぶっちはトレーナーさんの元にお願いしてきました～
歩行訓練では、優秀でとても賢かったと言われ
TP4（適性試験）まで進んでいたのに、
歩行はとてもよかったそうなのに
いたずらがすぎて
協会の方で試しに会議室に一人（一匹）にして様子を見たところ、
誰も見てないとわかったとたん
消火器はひっくり返すわ
バケツをひっくり返してかじるわ…
とてもユーザーさん（視覚障害がある方）と暮らすには難しいだろうと会議で決まったそうです
事前に『試験の結果以外にも、適性が認められない場合は落ちることもあります。』と聞いていたものの、、
本当に試験以外のこのタイミングで落ちるんだなぁ。。。
と少し凹み ました。
でもね、話を聞いていて、その光景が目に浮かびました
…………らしいなぁ
誰も見てないとわかったとたん、本当に生き生きといたずらがしていたんだろうね
訓練中の生活で普段は犬舎にいるから、いたずらはしようがないもんね
最後の面会、私達を見つけると跳びはね大興奮のパピーG
元気そうでよかった
一時間しかない最後の面会を家族で散歩したり
遊んだりしました
最後に見送った時、名残惜しそうにGがこちらに来たがったのは胸が詰まったけど
ちゃんとお別れができました。
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キャリアチェンジ犬になるとパピーウォーカーは（3頭目まで）引き取れない決まりがあるので→→→協会としてのちゃんとした考えに基づいた理由があります。
もうGとは一生会えないな。
だから盲導犬になってほしい。
と昔は思っていました。
盲導犬になってGが引退した時に
『おかえり。お疲れ様。』と言って迎えたい。
パピーの時と違って引退して、ゆったりとした時間を、その違いを、
ともに過ごしていきたい…
と思っていました。
でもね、今はこの子の一番の幸せが家庭犬だったんだ。この子の適性を考えて、そういう道を
協会が作ってくれたんだなぁ。
と心から思えます
会えなくなるのは寂しいけどね
人も犬も大好きだった子。
いたずらも、うちにいた頃から数えきれないいろんなことがあったよね
今まで盲導犬になるために他のワンちゃんと遊んだりするのを避けてきたから、今度は新しい家庭で思いきり遊べるね
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パピーウォーカーとして、この子を育てていた頃、写真をどのように撮ってもパピーGの笑顔がない気がして、
他のパピーウォーカーさん達は自分の子達の
ほんっとに
上手にカメラ目線のいい写真が撮れていて
Gは私達と一緒にいて幸せじゃないのかなぁ。。。
と心配していたころがありました。
でも、Gが盲導犬協会に入学してから改めて今まで撮ってきた写真を見返してみたら
案外、笑顔が沢山あったんです！
リラックスしている写真もありました。
リラックスしすぎ～
その時は見えてなかったんですね。
『幸せにしてあげてないかも』と変なフィルターがかかっていました。
ないない！と思っていたのは私だけで
大丈夫はちゃんとあったみたい
今もきっとそう
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パピーGは茨城県に嫁いだそうです。
（嫁ぐって…オスだけどね～）
）今の時点でそれ以上の情報を知りうることはできないけど
新しいオーナー様
よろしくお願いします
幸せになってね
イヤ、幸せになるよね
これから新しいオーナーさんと信頼関係を築いていくんだろうね
今、私達とぶっちもそうだもんね
１年後くらいに、もし新しいオーナー様が私達と連絡を取ってもいい。とおっしゃってくださったら近況を知ることができます。（連絡取りたくない。というオーナーさんもいらっしゃるので、こればかりは意向もあるからなんともいえないけど…）
１年後、また会えると信じて…
また会おうね！！！
私も今を精一杯生きていこう
パピーGもドライブ好きだったけど
ぶっちもだんだんドライブ好きになってきたよ～