令和6年1月1日に、能登半島沖で発生した地震。
この地震により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災されました皆様ならびに関係者の皆様に心からお見舞い申し上げます。
石川県をはじめとする日本海に面した地域が被害に遭われています。警察、自衛隊、消防、海上保安庁など、日本が誇る全ての機関が現地入りし支援にあたっています。部隊数にあっては、現地の情勢を鑑みて柔軟に、必要最小限かつ最大の効果が見込まれるものになっているようです。
1月5日、関西広域連合ではカウンターパート方式により今後被災地支援を強化していくことが決まりました。
大阪府の本市は、石川県輪島市の支援となります。
本市からは、
・消防部隊
・給水部隊
・災害マネジメント総括支援員
・保健師
・薬剤師
が輪島市をはじめ現地へ支援のため出発しました。
全ての部隊がそれぞれに任された任務を全うしていただきたい、そして一人でも多くの方を救ってほしい、そう願うばかりです。
その支援部隊に名を連ねる
【災害マネジメント総括支援員】
聞き慣れない名前だと思いますが、災害現場における重要な役割を担っている部隊員です。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000738329.pdf
総務省の資料です。【災害マネジメント総括支援員】の仕事は、
「被災市区町村の長の指揮の下で、被災市区町村が行う災害マネジメントを総括的に支援。被災市区町村の長への助言、幹部職員との調整、被災市区町村の被害状況や応援職員のニーズ把握、 被災都道府県をはじめとする関係機関及び総務省との連携など」
とあります。
災害現場が効率的かつ円滑に回り、1日も早く被災地が復興するようにマネジメントすると言うものです。防災に関する経験、知識を持ち、全体を把握しマネジメントができる、防災知識とマネジメント能力を兼ね備えた人間が任される任務です。
そんな重要な任務を本市から2名派遣しました。
現地での活躍を祈願します。
現場では想像を絶する被災状況であり、「なんとか力になれないか」と個人でもボランティアに行きたい、物資を届けたい、そう思われる方が多いと思います。しかし、発生して5日、まだ被災現場は人命救助や状況把握などに追われ、個人支援の受け口が整っていません。今被災地に近づくことで混乱を招くことになります。
その良心と行動力、エネルギーを今は溜めて、きたるべき時に力になれるようにしてきましょう。
そして、今被災地で活動している各部隊の皆様へ想いが届くように願いましょう。
現地に派遣された全ての皆様が日本を代表し、持てる力を発揮していただけることを願います。そして、1日も早い復興を。