恥ずかしながら、ずいぶん長らくチャイコフスキーは敬遠しがちだった。
 これも有名な評論家U氏の影響であることは間違いない。(チャイコの曲はつまらない、と公言してたのを真に受けてた)

 ということで、CD棚の飾りになって久しい「悲愴」のCDをひっぱり出してきてみる。演奏はカラヤン/ウィーンフィル。中学くらいの時にはアナログカセットテープにFMからエアチェックして、繰り返し聴いていた演奏。
 で、改めて聴いてみると、いい!!やっぱりいい!!
 胸の奥にずずーんと感動が走った。
 これ、晩秋のいい感じに季節にじっくり聴いてみたいなぁ、なんて思う。今は、ポータブルオーディオが発達して、かなり良い音で聴けるから、山にいって綺麗な紅葉みながら、とか、落ち葉舞う公園なんかで一人ベンチに座って、とかそういう感じでの楽しみ方も良いかも。
 そういえば、10年以上も前だったか、一人浜辺でブルックナーの9番聴いたら、えらい感動したことことがあった(確かヴァントとベルリンフィルだったな)。
 
 これを好んで聴いてた頃のことを思い出すと、なーんも判ってないチュー坊のくせに、いっちょ前に「人生って何て悲しいんだろう」なーんてことを考えながら自己陶酔するのにぴったりだったんだなぁ、と思う。(そういや、ブラームスのチェロソナタなんてのも、暗くて綺麗でお気に入りだった。これも全然聴いてないなぁ)

 やっぱり、他人に惑わされず、自分に戻って改めて評価するのが大事なんだと再認識。