私は 金城美雪。
並盛中学校に通っている生徒の1人です。
私は・・・。
私には・・・。
好きな人がいます。
中1の春。
桜の木の下で出会った彼。
私が桜に見とれていると
「ワォ。君こんなところで何やってるの?」
と 声をかけてくれたあの人。
腕には風紀委員と書いてあり
学ランは手を通さず羽織っていて
透通る声 クールな瞳。
そんな彼に 私は一目ぼれしてしまった。
「あ、あのっ!私 綺麗な桜だなぁ…って見とれちゃってて・・・。
ごめんなさいっ!」
すると彼は
「なんで謝るの? そろそろ授業始まるから。」
と言い残して 振りかえって歩いて行ってしまった。
(しまった!名前訊きそびれちゃったなぁ・・・。
すごく素敵な人だった・・・////)
――数日後 私が知ったこと。
それは彼が 学校で一番喧嘩が強い風紀委員長だということ。
みんなに怖がられていること。
名前は雲雀恭弥だということ。
それでも私には分からなかった。
あの人の優しい声。
とても怖い人には思えなかったけどな・・・。
私は彼のことが気になり 風紀委員に入ると決心した。
しかし応接室に行く勇気がなかなか持てず1年が経ってしまった・・・。
そしてある日 ついに私は・・・・
―――コンコンッ(応接室
「誰?入りなよ。」
「あ・・あのぉ。」
「やぁ。桜の木の下の君じゃないか。何の用?」
「私っ・・・・」
「私っ!風紀委員に入りたいんですっ!!(ぁ―言っちゃったぁ)」
「・・・・・っ!?」
「やっぱ・・・駄目…ですよね??」
「当たり前だよ。金城美雪。君、何考えてるの??咬み殺されたいの?」
「…ごめんなさい。(嫌われちゃった・・・かな)」
「・・・ないだろ」
「えっ??」
「危ないだろ?美雪が傷つくところなんて見たくない・・・////」
「名前・・・ぇ・・・あの・・・何を・・・」
「僕の初恋を 危ない仕事に巻き込んだりできない。
風紀委員は他中のやつらに目をつけられやすいからね」
「初っ/////ぇ・ あの わぁ????」
「桜に見とれた君を見て
僕が声をかけたのは 君の美しさに心…奪われたからだよ。
こんなこと言うの 初めてなんだからね?
引いたら…噛み殺す」
「そんな・・・私 雲雀さんに声をかけられた時 素敵な人だなって思って
そのあとも毎日あなたのことを目で追って
風紀委員に入ろうと思ったのも あなたがいるから・・・・////」
「わぉ。両想いだね。これからは恋人同士・・・・」
//////
幸せすぎて・・・私は 私は・・・。