web日経にスケアメ直後らしい小塚くんの記事が掲載されています。
小塚崇彦「4回転・・・だから男子フィギュアは面白い」
ちょっと長いので抜粋して感想を。
まず3位に終わったスケアメについて、小塚くんはこう言っています。
「もったいない失敗だった。でも、壁を越える希望が見えた試合」この姿勢は一貫してますね。
やはりスケアメは成績や点数、個々の技の出来よりも、
自分の演技をするということを何より重視したものだったのですね。
世界選手権のメダリストという看板があると、得点のベースが違います。
「よくないこと」と思う人もいるかもしれませんが、それは現実です。
僕自身、銀メダリストとして迎え、得点の出方が違うと正直、感じています。う~ん、相変わらず正直だなぁ(^^;)
でも競技の真っ只中にいる小塚くんが感じている素直な気持ちだと思います。
応援しているだけの私でもそういったこと(肩書きによる点数の出方の違い)は感じますしね。
(22歳ですが、フィギュアの世界では)中堅になり、試合前に順位への不安はあります。
今回は3位でしたが、今やるべきことはできているので、心配はしていません。ある程度のキャリアを重ねた選手なら皆順位のことは考えてしまうのでしょうね~。
下からの追い上げもありますし。
そんな中でも小塚くんは先を見据えて焦らず進んでいるようで、頼もしいです(^^)
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さらにジャンプでミスを重ねたもののPCSではトップだったことを振り返ります。
僕にとって縁起構成点は1つの壁でした。高橋大輔選手や昨季世界選手権王者のパトリック・チャン選手(カナダ)は、
ジャンプが跳べても跳べなくても、「このプログラムはいいプログラム」とジャッジに評価してもらえます。
だから、演技構成点が高い。
僕の場合、ジャンプがうまく跳べているときは、その勢いで演技構成点が上がるけれど、ジャンプにミスが出ると、ガーッと下がってしまっていた。2位だった世界選手権では演技構成点で8点台が出ましたが、4位だった四大陸選手権を振り返ると6点台というのもありましたから。
今回はSP、フリーともに演技構成点は7点台で収まりました。
プログラムというものをジャッジの人にも感じてもらって、高い得点が出る。そういう選手に一歩近づけたと思います。確かに今までの小塚くんは技術点(TES)で点数を伸ばすパターンがほとんどでした。
あの世界選手権ですらPCSではなく、Pチャンを越えるTESで追い上げたようなものでしたしね~。
ファンとしてはせめてSS・TRにはもっと高い点数をくれてもいいんじゃ

といつも思っていましたが、
今回はあれだけミスがあった割にはPCSが出たな、と思いました。
それでもまだまだ!ですが(^^;)
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NHK杯までにはジャンプの練習をしっかり積まなくては、という小塚くん。
すっかり4回転時代に突入した男子について。
跳びやすいルールになったからなのか、各選手の技術が3回転では飽き足らない状態になったからなのか、
どちらが理由なのかは分かりませんが、競い合うように跳んでいます。
カナダで僕の取材にたくさんのカメラが来たとき、同じリンクで練習していたハビエル・フェルナンデス(スペイン)が途端に、4回転をバンバン跳びだしました。
こういう風に、男子は周囲の勢いに巻き込まれて、勝手にやる気になっていきます。
「オレもやる」「僕もやる」といった具合に。あ~、何だか分かる気がする(笑)男性はこういうとこありますよね~。つい周りを気にしてしまうというか。
単純と言えば単純ですが、それでやる気が出るならいいのかな、と思います。
女性は逆に、周りがどうでも自分の中で動き出さないとやらない人の方が多いかも。
面白いですよね。
4回転時代の到来より少し前から、点数的に無駄でも挑戦を続けていた小塚くん。
今シーズンはSPにも組み込んだことで練習もハードになり、靴への影響が大きくなったようです。
5月から今までに、もう7足も靴を買い替えました。アメリカ大会も、演技後に見てみると、かかとが割れていました。
靴メーカーからも「ヒールを補強してから納める」って連絡がありました。いや、大変です。7足も?!やっぱり4回転の衝撃はハンパないのですね~。
それにしても「いや、大変です」っていう言葉が、何か小塚くんぽい

ジェスチャー&くしゃ顔で答えてそうな気がします(^^)
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みんなが4回転を跳び技術的な差があまりつかなくなってきた最近の男子。
そこで重要になるのがプログラム、と小塚くんは考えているようです。
そのプログラムを作ってくれたデービッド・ウィルソン、マリーナ・ズエワの両振付師について語っています。
なぜデービットが「チョイ悪」をテーマにジャズの「Inner Urge」を僕に選んだのか?僕には分かりません。
ただ、技術的な個性を引き出すのもうまいなって思いました。これまでステップは得点をとるためのものをしている、という感じでしたが、デービットが僕のできることを詰め込んでくれた結果、今では得点も出ている感じです。チョイ悪・・・小塚くん的には不思議なテーマだったのかな?
でもファンに「ニヤリ彦」と命名される位ですし、プロのイメージは伝わってますよね(^^)
ウィルソンは多くの選手に振り付けをしていますが、ウィルソンぽいと感じることはあっても、
例えば小塚くんのプロを見て高橋くんぽいと思ったり、その逆の印象を持つことは無い気がします。
その選手が出来ることや持ち味を見極めて、きめ細かい振り付けをするところは本当にすごいですね。
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ズエワさんについては彼女が米国在住のロシア人であることで、両方の良さを持っている、と。
ロシア人のプログラムは、きっちりジャンプを跳ばせようとするがために、プログラムの流れが途切れるようなときがあります。でも、マリナはジャンプが跳びやすいように作ってくれるけど、全体的なプログラムの雰囲気を決して壊しません。
音楽って「ここでこういう風にしてほしい」「この音にピンって合わせてほしい」というところがあるじゃないですか。
マリナはそれを裏切らない。だから点数が出るんだと思うんです。う~ん、分かりやすい

確かにロシアの振付師はそういう部分があるかも。代表的なロシアン、ミーシン門下生のプログラムなども独特ですよね。それにジャンプを固め打ちする傾向のあるモロゾフコーチもロシアですし。
それに比べるとズエワさんは比較的音楽を重要視しているイメージ。
アイスダンスのコーチだから、というのもあるのでしょうが。
ところで「マリナはそれを裏切らない」ってちょっとかっこいい言い回しですね。
小塚くんの時々見せる言葉選びのセンス、好きだなぁ~♪
このズエワさんのくだりでは小塚くんの天然も顔を覗かせました。
振付師は勝手に振りを変えると、「ここ、変えたでしょ」と小言を言う人がほとんどだけれど、マリナは決して怒らない。・・・え?(゜д゜;)
いや~~、それはズエワさんが特別なだけで、怒るのが普通だと思いますよ

この微妙にずれてる小塚くんと中学時代から付き合ってるズエワさんて、きっといい人なんだろうな~。
そしてもう一つ、気になる発言が。
今回も「今季は世界選手権がフランスだから」と、オッフェンバックの曲を用意していたけれど、
僕が「fantasia for nausicca(映画「風の谷のナウシカ」より)」を持っていったら、聴いてすぐ「OK」してくれました。ほぉ~~!!ズエワさんお薦めの曲があったんですね。
オッフェンバック・・・・全く分からない(笑)
そういえば雑誌の取材で「ラテンは時間が無いので延期して、フランスで受ける曲をやろうかな」みたいなことを言ってましたね。結局全然違うもの、日本の曲になりましたが・・・。
でも小塚くんの中で「曲を感じてその気持ちを表現する」という目標を作っての選曲ですし、
今回はナウシカで良かったのだろうと思います。
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インタの最後は小塚くんをずっと支えてくれている人達の話です。
こういう出会いは、米国に住んでいる、元世界女王の佐藤有香さんのおかげです。
父親は佐藤信夫コーチ、母親が久美子コーチ。
僕にスケートを教えてくれた信夫コーチは「しっかり練習してきたから大丈夫。思い切りやってきなさい」っていう言葉を信じさせてくれる人で、有香さんは、僕がスケーターとして進むべき道を示してくれる人。すごい信頼感が言葉から溢れてますね。
佐藤家の方々からは本当の愛情を注いでもらっていたんだろうな、と改めて感じます。
僕は本当に恵まれている。
両親もスケート選手だから、スケートに理解があり、いつも用意周到に準備してくれていたと思う。
気がつくと周りに頼っている環境ですから、最近、意識的に自分で考えて動くようになっています。
だから、好結果にもつながっているのかな、とも思います。確かに小塚くんは恵まれてますよね。
もちろん最終的にトップに上るためには選手の才能や努力が一番重要。
とはいえ、スケートを続けるには選手だけでは解決できない問題がたくさんあるはず。
例えば経済的な支援、良い指導者との出会い・相性、拠点となるリンク・・・そういった事柄のどれか一つが欠けても、選手として大成するのは難しいのだと思います。
小塚くんには名古屋という土地柄、両親やそこから繋がる良いコーチへの師事、トヨタという大手スポンサー、中京大学のリンクなど、様々な方面で手を差し伸べてくれる人が居ました。
ただ、周りが何かをしてくれるということは、それだけのプレッシャーを抱えるということにもなるんですよね。
今の小塚くんがあるのは、そのプレッシャーに負けず、
周りへの感謝の気持ちとスケートへの愛情を持ち続けた結果だと、個人的には思います。
期待をしてくれる人のためにも、自分のためにもコツコツ努力を続けていける、
そんな人だったからこそ人の輪も拡がり続けているんじゃないかな、と。
これからもっと大きなスケーターになっていくでしょうが、こういう部分はそのままでいて欲しいですね。
というか、そうあってくれると思ってます(^^)
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さて、インタの〆はこちら。
でも、本当に大事なことにぶち当たったときは、やっぱり有香さんには電話しますね。
最近、有香さんもトップ選手を大勢抱えて忙しいんですけど・・・・。
両親、信夫先生や久美子先生より、何となく話しやすいんです。なるほど~。やっぱりいつも傍にいる人より相談しやすいってことなんでしょうか?
それとも年齢的なもの?(^^;)
有香さん夫妻のところは今シーズンからさらに選手が増えましたし、相当忙しそうです。
でもきっと弟のような小塚くんの相談にはしっかり乗ってくれるのでは?
有香さんの写真の注釈にもありますものね。
「生まれた直後から、タカのことは知っている」写真のチョイスもあって何でもお見通し感が増しているような

いずれにしても有香さん、小塚くんのことを今後もよろしくお願いしますm(_ _ )m
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NHK杯まであと1週間。
プチ小塚くん砂漠でしたが、読み応えのある記事にすっかり潤いました(笑)
彼が充実した練習を積めていることを願っています。
その前に今日から中国杯!
佳菜子ちゃん、織田くん、羽生くん、がんばれ~!!
シブタニズやソトニコワも楽しみ♪それでは
