スポナビコラムより | 続くかな?

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スケートは特に小塚崇彦選手を応援しています!

小塚崇彦「観客とつながり、音楽と一体となる。新たな一歩」

スポナビで野口美恵さんがスケアメでの小塚くんについて書いてくれました。
すごく「分かる!!」という部分が多かったので抜粋してご紹介します。

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「初めてジャッジや客席の人と目が合ったんです。僕の意識が(氷上から)フェンスを越えることができた」
 演技直後、ちょっと興奮気味に、小塚崇彦(トヨタ自動車)はその喜びを口にした。リンクの壁で隔てられてきた小塚と観客がつながり、一体となった演技。それは長年、求めても得られなかったものだった。

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■技術から音楽表現へ、新たな課題「好きな曲で音楽を聞いて滑りたい」

 もともとフットワークに高い評価を得ながらも、表現力が課題と言われてきた。
佐藤信夫コーチも「スケートの技術は身に付いているし、それを教えてきた。でも技術をどう見せるか。技術と見せ方が一体となって、初めて高い評価をされる。それが彼の課題」と語る。
小塚自身も「演技をする恥ずかしさは昔に比べたら無くなったけれど、表情や雰囲気をつくるというのは難しい」と試行錯誤を繰り返してきた。
 そして今季。表現力の領域に踏み出そうと、SP、FSの両プログラムで新たな試みをした。

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FSは、自ら選曲した『ファンタジー・フォー・ナウシカ』。
「壮大なテーマでメロディーがなめらかに流れていく曲。スケートの流れに合うと直感しました。
 自分が好きな曲で、音を感じて滑りたい」と小塚は語る。
 楽譜を見ながら、自分で編曲もした。本格的に楽器を演奏したことのない小塚にとって、それは驚きだった。

「メロディーは聞き取れている以上に複雑な旋律から仕上がっている。
 始めの小節は4つくらいの音符かと思ったら、もっとたくさんの音符が細かく連なっていたんです」

 音の細部まで知ることは、体の動きと音楽がより複雑に絡み合うためのきっかけになる。そのスタートラインに立つことができた。

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■気持ちよく滑るスケート 今、ジャンプより大切なこと

 そして迎えたスケートアメリカ。SPのジャズで「滑りこなそう、音楽と合わせよう」と意識が先行した。
複雑で難しいステップをこなした事で、ステップはレベル3に「プラス1~3」と高い評価。
「音楽を聞いて表現することはできました」。そう語りながらも、しかし何か納得いかない表情だった。
 その夜、ショートダンスの試合を観戦。気持ち良さそうになめらかに滑る選手たちを見て、ハッとした。
「自分は滑ろうとして、押していた。本当は、蹴らないで進む自然な流れこそが良いスケートなのに……。
 頭からそのことが抜けていた。もっと自然に、音楽を感じるままに滑ってみよう」

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そしてリンクサイドに現れた振付師のマリーナ・ズエワが追い打ちをかけた。
「今はジャンプをまとめる時期じゃないでしょ。自分が好きな曲で音を感じて滑りたかったんじゃないの?
 今はそれが課題でしょ」
佐藤コーチも一緒になって、ジャンプよりも表現を優先させることに同意した。

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今季、新たに手に入れるべきは音楽表現なのだ。
 「音楽を聞いて気持ち良く滑ればいいんだ」。シンプルな考えで頭がすっきりした。

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■ジャッジや観客とアイコンタクト 「会場とつながった」

FSでは演技中にジャッジや観客と目が合い大切な事にも気が付いた。
FSの一番の見せ場所は、2つのステップだ。しかしそれは、いつものようにエッジワークの技術を見せることではない。音楽をいかに感じて表現するか。そして、化学反応が起きた。

 1つ目のレベルステップ。ジャッジや観客と「目が合った」のだ。これまでは漠然と観客席を見るよう意識はしてきたが、本当に目が合ったのは初めてだった。見つめたジャッジや観客が思わずほほ笑み、そして小塚からも、ふと笑顔が漏れた。

「目が合ったということは、自分の意識がそれだけ外に向かっていたということ。1つの収穫」

そして、もっと大切な事に気づいた。『観客やジャッジを見る』というのは、誰もがよく言うアドバイス。しかしその真の意味を、小塚は感じ取った。

今まで、観客を見るというと観客全員を見るイメージで、漠然とキョロキョロするしかなかった。
「誰か一人と目が合うことで、観客全体を引き込める感じがあったんです。コンサートで、歌手が
 違う人を見つめていても自分だけを見ていてくれる気がする感じに近いかな。それは発見でした」
そして、もう1つ気づいた、と続ける。

 目を合わせた観客は、ジャッジと反対側の席。ジャッジに背中を向けた状況で、アイコンタクトをとったのだ。
「(佐藤)有香さんが作る振付の場合、ジャッジだけではなく360度を向いて演技するんです。
 その意味が分からなかった。でもジャッジに背中を向けていても、観客にアピールしている雰囲気が
 背中から伝われば表現になるんだと、そう感じたんです」

■音楽とユニゾンする滑り 「スケートだけの伸び上がる魅力」

 そして、もう一つの化学反応は演技後半のコリオステップ。体と音楽が一体となったのだ。
スイングロールでヒュンッと加速し、トゥステップで跳ね上がると、リンクの端まで一気に流れていく。
まるで鳥が自由に大空を飛び回るような空気感を生み、壮大なテーマのメロディーと見事にユニゾンした。
それは小塚の精密で深いエッジワークがあってこそ生まれる妙技だった。

「曲を選んだ時から、ここはスーッて流れるように滑っていくステップのイメージでした。
 ギュンって伸び上がるスイングロールとか、スケートにしかできない魅力っていうのかな。それを一番魅せたかった」

 ジャッジの評価は「プラス1~2」。しかしそのステップはもっと評価されるべきだと、後のジャッジミーティングで話題になったという。小塚のスケートへの感性が、見事に証明された瞬間だった。

前半のレベルステップで会場と一体となり、後半のコリオステップで音楽と一体となった。
もちろんジャンプのミスが相次ぎ、GP3位となったことは事実だ。

「ファンの方々には申し訳ないけど、でも今回は自分がやるべきことを優先させてもらいました。
 (10月1日の)ジャパンオープンを見て、このプログラムどうなっちゃうのって不安に思った人は多いはず。
 でも好きな曲で音楽を感じて滑るという方向性は間違っていなかった。確信できました」

 それは小さな一歩。しかし着実な一歩。小塚はもっと大きな化学反応を起こせる、そう予感させる演技だった。

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結局ほとんど引用させて頂きました(^^;)

JOで見た時に感じたナウシカへの不安、それはまったくの杞憂だったのだなぁ、と改めて感じました。
(小塚くん、何気にファンの不安に気づいてたんですねあせる

実際、スケアメのナウシカはあれから何度見たか分からない位、JOよりも魅力的に別物になってました。
小塚くんが今回ジャンプよりも優先させた、音楽を感じたままに滑ること。
この判断をした小塚くんと後押しした信夫先生、ズエワさんは本当に先を見ているな、と感じました。

いずれ全日本などの重要な場面になれば、エレメンツを確実にこなすことが最優先になると思います。
まして今年は国内を勝ち上がるのも大変そうです。
でもそれだけをこなして世界に出て行っても世界王者にはなれないし、
何より小塚くんが理想とするスケーターにはほど遠い。
だからこそまだシーズン初めであるこの大会では、何より表現を重視した、ということなのでしょう。
その結果、小塚くん自身もはっきりと自分の意識が外に向かったことや、音楽との一体感を感じた。

今回の試合では本来狙えた点数や順位を失った代わりに、
これからのために必要なものをしっかりと得られた気がします。

野口さんの言葉を借りれば、小さな化学反応が引き金となり、さらに大きなものに連鎖していくような・・・。
そんな期待をさせる小塚くんのスケアメ。
そして野口さんのコラムでした。

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ところで、今私のPCの壁紙はこの画像です。

$続くかな?-ame4

小塚くんが掲げている?のはありすさんブログを通じ参加させて頂いたメッセージ入り国旗。
そういう意味でも嬉しい画像なのですが、何しろこの小塚くんの表情がいいです(^^)
今回の試合は彼にとって色々な気づきがあった思い出の試合として、
ずっと記憶に残るのではないかな、と思いました。

3週間後のNHK杯、さらに化学反応を起こした小塚くんの演技を楽しみにしています♪