こんにちは!江古田の森ペットクリニックの磯野です。

今日は前回お知らせした、うちの愛猫いくらについてお話します。

4年前の6月頃、本院の小滝橋動物病院の入り口に小さな仔猫が捨てられていました。
最初は横になったままの状態で、検査をすると、肺出血、左右の前肢上腕骨の骨折、左後ろ脚の骨折がありました。全部で3箇所の骨折です!
実際の原因ははっきりはわかりませんが、状態を見る限り、マンションなど高いところから落下してしまったようでした。



前肢の成長板骨折でした。

左右の前肢は成長板骨折と呼ばれる骨折で、手術が必要でした。後肢は若木骨折と呼ばれる骨折で、バンテージのみによる固定を行いました。

手術では左右ともスクリューと呼ばれるネジと、ピンを打ち込むことで固定しました。








術後は順調に回復していき、1か月後には自分で立って遊ぶくらいまでになりました。



すっかり元気になったため、飼主を募集するという話になったのですが、当時私が猫を飼いたかったため志願し、うちに来ることになりました!
名前は磯野という苗字から「いくら」に決定です!よくよく考えると、いくらちゃんは磯野家ではないのですが、いいんです。いくらなんです。

その後はみるみる成長し、今では成長しすぎて巨大猫です。


発見された当時はこんなに大きくなるなんて夢にも思っていませんでした!
後遺症もなく、ジャンプしまくりです!
私が言うのも変ですが、治療してくれたうちのスッタフみなさんに感謝です!

ということで、いくらの経歴でした!


昨日イルカが茨城県鉾田市の海岸に打ち上げられてしまったというニュースがありました。みていて辛い状態でした。。。少しでも多くのイルカが救出されて海に戻れることを祈るばかりです。


磯野といくらでした!


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