『氷野美雪に関わるな。』
そう書かれた紙を、雪斗は小さく折りたたみ、ポケットに入れた。
ふと周りを確認する。
(この光景を見て、面白がってる奴は・・・)
周りを確認しても、こちらを見てる奴は居なかった。
いつもの登校風景が広がっている。
きっとイタズラに決まっているが、嫌な心持ちは無くならない。
圭吾はこんなこと、する奴じゃないし。
というか、あいつには“陰でこそこそ”は似合わなすぎる。
(悩んでも犯人が見つかる訳でもないか・・)
そう思い、いつものように教室に向かおうとした。
(ん?)
・・・。
「なんだ?お前。」
その何かは、俺の前を遮り、無垢な眼光でこちらを見据えていた。
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(そういえば、昨日久々にラーメン食べたなぁ)