気付けば彼女はそこにいた。(6)静けさ | ゆみんのエゴラムブログ

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はじめまして。
エゴラム二ストの ゆみん です。

「エゴ」×「コラムニスト」=「エゴラムニスト」

エゴには自我という意味があります。自我とは自ら意思判断のこと。

自我とコラムを掛け合わせたユニークな文を書きたいです。というか書きます!

午前は、美雪を含む、井上、田城、俺の4人で美術館を周った。
意図して無かったが、何故かハーレム状態。


お昼がきて、圭吾逹と合流すると
「どこいたんだよ~遅刻か?」と茶化された。

それから、先生が皆に美雪を紹介した。
美雪は少しうつむき気味に自己紹介をして、その後は他の女子達に囲まれていた。

井上も田城もいるし、とりあえず安心できるだろう。


て、何心配してんだ俺は。


午後は圭吾達と行動した。

いつものように馬鹿な話をして、
ふざけて美術館を周っていたら、
絵なんて一つも頭に入ってこなかった。


この日は14時以降、自由解散となった。


その後は、あまり覚えていない。
圭吾のわかりやすいボケにツッコミをいれたくらいか。



次の日、


転校生も来たし、ということで席替えをした。
俺は見事後ろの席を獲得し、その左横の窓際の席には美雪が座った。


「昨日はどうだった?女子にうまく混ざってたじゃん?」

「うん。井上さんも田城さんもいたから。」

「そっか。」


別に特別会話が弾む訳でもない。


美雪はまだ教科書が届いてないため、
ほぼ隣の俺の教科書を共有した。

そのせいか、美雪と話す機会は俺が一番多かったかもしれない。


そんな日々を過ごす中で、
俺にとって大きな出来事が起こった。



『氷野美雪に関わるな。』

俺はそう書かれたノートの切れ端を持っていた。




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