意図して無かったが、何故かハーレム状態。
お昼がきて、圭吾逹と合流すると
「どこいたんだよ~遅刻か?」と茶化された。
それから、先生が皆に美雪を紹介した。
美雪は少しうつむき気味に自己紹介をして、その後は他の女子達に囲まれていた。
井上も田城もいるし、とりあえず安心できるだろう。
て、何心配してんだ俺は。
午後は圭吾達と行動した。
いつものように馬鹿な話をして、
ふざけて美術館を周っていたら、
絵なんて一つも頭に入ってこなかった。
この日は14時以降、自由解散となった。
その後は、あまり覚えていない。
圭吾のわかりやすいボケにツッコミをいれたくらいか。
次の日、
転校生も来たし、ということで席替えをした。
俺は見事後ろの席を獲得し、その左横の窓際の席には美雪が座った。
「昨日はどうだった?女子にうまく混ざってたじゃん?」
「うん。井上さんも田城さんもいたから。」
「そっか。」
別に特別会話が弾む訳でもない。
美雪はまだ教科書が届いてないため、
ほぼ隣の俺の教科書を共有した。
そのせいか、美雪と話す機会は俺が一番多かったかもしれない。
そんな日々を過ごす中で、
俺にとって大きな出来事が起こった。
『氷野美雪に関わるな。』
俺はそう書かれたノートの切れ端を持っていた。
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