死者1万人の可能性 4/28
CNN @yahooニュース
再建費用6千億円?! 4/30
ネパールの経済規模は年間200億ドルだそうだ。
一人当たりのGDPは1000ドル。
主要産業は農業で、外貨取得源は観光産業である。
ネパールは世界的にみて貧しい国の一つであるか。この数字からどれほど貧しいのか考えてみる。
IMF--国際通貨基金--のデータベースの「World Economic Outlook Database」での公開値をもとに世界の名目GDPを比べてみる。
1位アメリカ
約18兆ドル(2015年予想値)
2位中国
約11兆ドル
3位日本
約5兆ドル
数値だけみても日本はネパールの250倍。
それでは一人当たりのはどうだろうか。
中国は圏外
日本はグラフ外だが、26位で約3.9万ドル。
これは人口などが、影響するため違いがでている。
しかしそれでも日本はネパールと比べて、39倍である。
ネパールの物価が世界的に安いのも、
頷けるだろう。
その国がいま、約800万人もの被災者がでて、観光業や農業どころではないだろう。
またエベレストも雪崩が発生し、現在は危険区域である。
復興や経済を立て直すには相当長期的な支援を必要とするだろう。下手をすれば国が成り立たないのではないか。
今は、安否の確認や被害拡大防止、被害の把握でわちゃわちゃしているが、それが収まった後。ここからが、一番大変であるのは容易に想像できる。
・参考