無数の運命の巨星が去来する。
軌道はカオス力学によって乗るか反るかが決まるだけだ。
頭上を掠めていく尾は世界を過去と未来に違え、太陽へ近づくにつれて生と死の意味をより曖昧にしていく。
そこに真実は存在しない。
注意して深遠を観測した者が望む無数の事実のみが浮遊するようにただ、存る。
たった数日間で、ひとつの明かりが消え、ある人のステージが変わり、また新しい出会いが生まれている。
そんな職場で仕事をしているのだということを久々に認識したし、高速道路で思わぬ障害物を目前で知覚したときどうするか…といったようなことを思い出した。
クセや経験で右か左に切ったとしても、それに明確な理由はない。ただの衝動。
しかしそれによって予後は変わる。周囲も変わる。
何を以て全力とするのか。
毎日毎分毎秒を全力で生きることはできない。
我々はどうすべきか。
備えるしかないのだ。そのための学習、経験だ。少しでも可能性を高めるための。
https://youtu.be/C7aCInI-g10?si=gLgWiO8YtAQnTphP