2013.10.14 東京・両国国技館 観衆9000人(超満員札止め)
(CHAOS)×石井智宏vs柴田勝頼○[フリー]
[15分47秒 PK→片エビ固め]
評価:★★★★★★★★☆☆
寸表:G1で一番の熱戦だった石井vs柴田を東京で見れるのがメッチャ楽しみだった、なぜ俺はこの大阪決戦を見に行かなかったんだと後悔したくらいに・・・まあその日はね、ディファでKENTAvsヨネのGHCがあったからと財布と相談してしまって・・・中邑vs飯伏もベストバウト級の試合だったから何度も映像で見入ってこのカードが組まれた時はむっちゃ心躍ったよ。きっとこの二人なら大阪の熱を両国に持ち込めるんだろうななんて期待していたんだ。
が・・・東京の客、歓声が少ない(>_<)。これは痛かった・・・後楽園やらまあもうちっとグレードアップしてJCBか・・・あの辺のクラスならこの試合でドッカンドッカン盛り上がりが凄かっただろう。内容は凄まじかったし批判するつもりなんてサラサラない!小細工なしの真正面からぶつかりあう戦いだったしお互い引かなかった!これがザ・プロレスラーだ!!とも言い切っていい内容・・・
しかし両国クラスのファンの入だとどうしても人気選手に声援が固まってしまう、丸藤参戦もあってNOAHファンも来ていただろう。まあNOAHファンはこういった試合好きなはずなんだけどね。おっきな箱になると棚橋しか知らない、中邑しか知らないとかそういった問題も出てくる。そういったファンに今後は響く試合だったが大阪の試合までとはいかなかったなぁ。
この二人の再戦をすぐにくまず来年あたり後楽園で組んで欲しいなぁ~、きっと両国の倍は面白い試合をやってくれる気がする。今回も面白かったけど少し何かが足りなかった一戦でした。
フォト:16枚
両者がゴングと同時に飛び出し、石井がショルダータックルで先制。そして、石井がエルボー、柴田がフロントハイキックを打ち合い、激しいエルボー合戦に発展する。
その後、柴田がエルボー連打で押し込むも、石井が頭を突き出して挑発。それでも柴田がエルボーを連打し、石井をコーナーに追い込む。そして、串刺しドロップキックを狙って助走をつけるが、石井がいち早く追走式串刺しドロップキックで逆転。
続いて石井が串刺しラリアットを見舞い、敢えて自分から柴田と交代。そして、自らコーナーで待ち構え、串刺しフロントハイキックをノーガードで受け止める。すると、柴田も同じように石井と交代し、自ら串刺しラリアットを被弾。その後も2人はこの攻防を繰り返す。
次に両者が同時に走り出し、柴田のフロントハイキックが命中。そこから足4の字固めを極めるが、石井がロープへ逃れる。続いて柴田は、石井をコーナーに押し込み、パンチとチョップを交互に連射。すると、石井が体勢を入れ替え、エルボーとチョップを交互に連打する。
その後、柴田がステップキックを繰り出すと、石井がヘッドバットで報復。さらに、コーナーでもヘッドバットを連射すると、柴田が体勢を入れ替えてエルボー連打。そして、今度こそ串刺し低空ドロップキックを見舞い、ペディグリー&ダブルアームスープレックスの連続攻撃で追い討ち。
これで足元がフラついた石井だったが、ジャーマンスープレックスホイップ2連発で反撃。さらに、ラリアットからフォールに行くが、カウントは2。苦しくなった柴田は、2発目のラリアットを耐え、エルボースマッシュ。それでも石井は3発目のラリアットを浴びせるが、柴田が武者返しで逆転。そして、バックドロップで叩きつけるものの、石井もすぐにバックドロップでお返し。
すると柴田はスリーパーホールドを極めるが、石井が前方へ投げ捨て、延髄斬り。そして、後頭部にラリアットを見舞うが、柴田はすぐさまオーバーヘッドキックで報復。ダブルダウンとなる。
両者は同時に立ち上がり、柴田がミドルキック、石井が逆水平チョップを交互に打ち合う。そして、石井が連打で押し込み、パワーボムで追撃。さらに、ブレーンバスターの体勢に入るものの、柴田が脱出し、スリーパーホールドからリバースDDT。
それでも石井はキックを受け止め、パンチを食らった直後にカウンターラリアットをお見舞い。だが、柴田がミドルキックでなぎ倒し、ラリアットで追撃。しかし、石井はすぐにトーキックでやり返す。
再びダブルダウンとなり、両者がカウント9で同時に立ち上がる。そして、石井が左右のエルボー連打からショートレンジラリアットを叩き込み、ブレーンバスターの体勢に入る。
これを柴田が脱出すると、石井がヘッドバットを浴びせ、なおもブレーンバスターを仕掛ける。だが、再び柴田が脱出し、膝蹴りをお見舞い。そして、牛殺し、PKと畳み掛け、激闘を制した。
「石井に、プロレスをもっと教えてもらおうかなって。今日は、“プロレス”ができた。俺も途中、意識飛びそうになりながら。なんか、『G1』を思い出しますね」