以前何かの記事を書くときにBGMにした
syrup16g
メンバー
五十嵐隆(いがらし たかし、1973年6月1日 - ):ボーカル、ギター
キタダマキ(1969年7月4日 - ):ベース
中畑大樹(なかはた だいき、1974年7月25日 - ):ドラムス
の3人。
私の好きなバンドの一つ。
五十嵐隆含め、誰もが何らかの劣等感を持っている。
他人と比較して自分のだめなところを責めて自己嫌悪に陥ったり、
生来のコンプレックスを恨んでわだかまりを重ねたり。
どんなに明るい人でも、
自分が嫌になる瞬間があるものです。
鬱バンドと言われることもあれば、
希望を感じられる歌と言われることもある。
あるいは一切の救いがないとも言われることもあるバンド。
曲名:吐く血(音声がやや小さいです。すいません。)
syrup16gがどんなバンドかといえば、一言で言えば暗い。
今、幸せに満ちているようなリア充には、
まったく必要のないバンドである。
ダメ人間がダメ人間のための音楽を鳴らしている。
言い方は悪いが、滅茶苦茶、響く。
今がつらくてどうしようもなく苦しんでいる人がいたら、
聴いてほしい。
楽曲はボーカルの五十嵐がすべて手掛けている。
どんな曲を作っているのか?
暗い。どん底。救いがない。
syrup16gっていうのはこんな曲ばっかり。
もしこれを聴いて何も感じないのなら、
もしくはただの暗くて変な曲だと思うのなら、
元気な証拠だ。それが正常。
曲名:タクシードライバー・ブラインドネス
もし心が落ち着いてしまった人は、
自分の中の何かが病んでいる証拠。
syrup16gをこの先も聴いていける。
聴く人によっては、
クスリにもなり得るくらい心安らぐ音楽となる。
ボーカル五十嵐がダメ人間
なんでsyrup16gがこんな曲ばかり作るのかといえば、作っている本人の心が病んでいるから他ならない。ボーカルの五十嵐がすべての楽曲を作詞作曲しているといったが、彼がバンドやってなかったら社会に適用できないようなダメな人間だったからだ。音楽やってなかったらたぶんニートとか引きこもりとかと一緒。実際に引きこもってる時期もあったり、ダメ人間なんだよ。
でも、ものすごい音楽の才能が。
そんなダメ人間が作った、
ダメ人間のための救済の歌。悪く言えばそうなるし、
もっと悪く言えばメンヘラ御用達の音楽だ。
みんながみんな元気に生きてるわけじゃねえんだ。
むしろ心が病んでいる人ばっかりなんだよ、
この社会には。
憂鬱なときに無理に元気にさせるような曲なんて聴かなくていい。
どっぷりと鬱に浸ろうか。
私は、浸れるので、病んでるのだろう(笑)
負の自分をさらけ出すバンドスタイルは、
ある意味カッコいい。
何かに疲れた、
もうダメかもしれないと思っている人、
どうにか頑張ってるけどもう無理かもしれない人、
どうしようもなく辛く苦しい思いをしている人へ。
頑張る必要はないのさ。
ではでは、また音楽のおはなしを・・・