こんにちは(*^-^*)

 

Naoです。

 

 

今日もブログを読んでいただき

ありがとうございます☆彡

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

余震が大きく続く中、

 

私たちは導かれるように

 

人の流れに乗って

 

大きな公園に到着しました。

 

 

 

人って不思議ですね。

 

たくさん人がいるところに着くと

 

なんだかホッとするんです。

 

 

 

ビックリしたのが

 

余震が続いているのに

 

バーベキューコンロを家から持ち出して

 

発電機で電気を灯して音楽を流し、

 

ビールを飲みながら騒いでいる人達がいました。

 

 

 

どんな時でも逞しく生きていけるって

 

スゴイねって話していました。

 

 

 

私たちは長袖のTシャツとジーンズで

 

避難してきましたが、

 

春の夜はとても寒く、

 

とっさに持ってきた上着を

 

代わりばんこで羽織ったり、

 

身を寄せ合って温めあったり。

 

 

 

芝生はしっとり濡れていて

 

とても座る気にはなれませんでした。

 

 

 

そこにJ君からLINE着信がありました。

 

(たかちゃんと目の前のスタッフの事で

 

 私は頭がいっぱいでした(笑))

 

 

 

何度かけてもつながらないから

 

とても心配したと言っていました。

 

 

 

私は、近所の公園に避難していて

 

とにかく寒くてみんな辛いと伝えると、

 

J君は20分くらい待っててと言って

 

車いっぱいの毛布や布団や防寒着を

 

車で持ってきてくれました。

 

 

 

アパートのお隣さんに状況を説明すると

 

使っていない毛布など、たくさんくれたと

 

言っていました。

 

 

 

私たちは毛布を一枚ずつ体に巻き付けて

 

小さな赤ちゃんがいるご家族に

 

おすそ分けして、

 

ちょうどガソリンを満タンにしたばかりだったと

 

J君は車で待機しておくねと公園の近くに停めてあった

 

軽自動車に戻っていきました。

 

 

 

私は、J君の車に戻るという選択肢はなくて。

 

スタッフ5人で身を寄せ合って過ごしました。

 

 

 

1時間ほど経って、

 

警察がやってきました。

 

 

 

雨が降り出していました。

 

 

 

ここでは冷えてしまうので

 

近くにある大きなホテルのロビーに移動してください。

 

と、スピーカーマイクで言っていました。

 

 

 

ホテルの安全性に疑問はあるものの、

 

ロビーならすぐに外に出られると思い

 

みんなで移動して、J君にもそれを伝えました。

 

 

 

歩いて5分ほどの移動中にも絶え間なく余震はやってきて。

 

ホテルの入口近くにみんないたいから

 

かなり混雑しました。

 

 

 

私たちは、女性5人ということもあり、

 

優しい男性に場所を譲っていただけました。

 

 

 

お返しにと、毛布を1枚渡しました。

 

 

 

地震発生から数時間で

 

たくさんの人の気づかいや心配りに触れて

 

日本人って素敵だなぁって思いました。

 

 

 

そうして、

 

ただでさえ前震でくたくただった私たちは

 

身を寄せ合って体育座りで

 

余震におびえながらも浅い眠りにつきました。

 

 

 

朝、日が昇りだしたころ。

 

余震の度に

 

ロビーにいる全員の携帯から緊急警報が

 

一斉に鳴ることに辟易としていました。

 

 

 

だけど、鳴ってくれないと困る。

 

機種や契約会社によっては鳴らなかったりもあって

 

ドコモがなったり、ソフトバンクがなったりと

 

時間差があることも知りました(笑)

 

 

 

ホテルの方の善意で

 

おにぎりが配られました。

 

 

 

一緒に被災しているのに、

 

おにぎりを握ってくださった誰かがいるんです。

 

 

 

その人にもきっと、心配している誰かがいて。

 

だけど、

 

避難してきた私たちの為に

 

余震が続くキッチンでおにぎりを握ってくれたんです。

 

 

 

私は、そのおにぎりほど、

 

味わって食べたことはありませんでした。

 

 

 

ありがたくて、おいしくて。

 

不安に襲われて眠れなくて疲れ切った心身を

 

やさしく抱きしめてくれるような気さえする

 

お腹も心も安心で満たしてくれるおにぎりでした。

 

 

 

 

そうして、ホテルの方から

 

「この建物の安全性も保障できません。

 

 大変申し訳ありませんが、避難所へ移動をお願いします」

 

というアナウンスがありました。

 

 

 

私たちは、そうだよね。と

 

建物をでて、近くの公共施設(体育館)へ

 

移動することにしました。

 

 

 

私は、正直言うと帰りたかった。

 

J君にそばにいてほしかったし、

 

たかちゃんを抱きしめたかった。

 

 

 

だけど、未成年のスタッフを親御さんから

 

任されているからには、

 

自分だけ家族の元へ帰るわけにはいきません。

 

 

 

避難所へ行く前に

 

事務所へ戻って貴重品をまとめ、

 

近くに停めているなっちゃんの車の様子も

 

一旦見に行く必要がありました。

 

 

 

ロビーから外へ出て、

 

街が一瞬にしてこうも変わるのかと

 

呆然としました。

 

 

 

倒れた電柱、ぶら下がる電線。

 

信号も意味がない方向へ向いていて

 

あらゆる側溝から水が湧き出ていました。

 

道路は大きく波を打ち、

 

橋には段差ができて落ちそうな危うさがありました。

 

 

壁が崩れたりビルが傾いたり、

 

今にも倒れそうな家屋もたくさんありました。

 

 

 

 

なっちゃんが私にぎゅっとしがみついていました。

 

 

 

私は、大丈夫、大丈夫、生きてるんだから大丈夫。

 

そう自分に言い聞かせるように言いました。

 

 

 

事務所も、お店も、ショーケースもガラスも

 

何もかもめちゃくちゃに割れていて。

 

 

 

せっかく片づけたのにね、と言いながら

 

みんなが怖がっていけない事務所へ私は上り、

 

みんなの荷物を持って降りました。

 

 

 

なんか、大丈夫って思えたんです(笑)

 

(ホントは危ないからやっちゃダメですよ。)

 

 

 

そうして避難所へなっちゃんの車で

 

移動することになりました。

 

 

 

 

つづく。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

あなたが今日も生きていることに感謝します。

 

 

命ってご縁だなと思うんです。

 

今日ここに私がいるのは、

 

ご先祖様が1人でも欠けたらできなかったことで。

 

 

少なくとも命をつなぐまでは

 

死ぬことなく生きててくれたんです。

 

 

戦争や飢饉や災害が起こっても

 

生きてつないでくれた命なんですよね。

 

 

 

そう思うと

 

最強な運と生命力の集大成!みたいな

 

そんな自分の命なんだなって思うんです。

 

 

 

だから、それだけで

 

私ってラッキーな星の元に生まれてると

 

そう思うのに

 

さらに日本に生まれてるんです。

 

 

 

綺麗な水と、整備された環境で

 

温かい布団で眠れる。

 

雨風しのげる家もある。

 

 

 

超ラッキーガール☆って思います。

 

 

 

地震の時にたくさんの経験を頂きましたが、

 

こんなにも支えあうって素敵なことなんだ!って

 

そう思える今日にも感謝したいと思います。

 

 

 

あなたに今日も

 

優しい時間が訪れますように(*^-^*)

 

 

 

 

またあした♪