こんにちは(*´▽`*)
Naoです。
今日もここへ来てくださって
ありがとうございます。
※今日は精神疾患の方、生活保護の方に失礼な文章が
含まれます。
辛い方は見ないでくださいね。
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少しずつ自分の価値観を育てて
何がやりたいのか、とまでは行けなくても
何が好きなのかという事は
わかってきた私。
大好きなのは
ちまちまとアクセサリーを作ること。
パソコンでグラフィックデザインをすること。
人と話すこと。
そして、
おうちのそばにある
大型ショッピングモールで
キラキラしたアクセサリーショップへ
足を運ぶことが大好きでした。
買う時もあれば買わない時もあって、
デザインの参考にしたり、
とにかくそのお店の雰囲気も
商品も、スタッフさんも
すごく惹かれるものがありました。
半年ほど通っていたところ、
そのお店が求人をしていると知り、
私は即決断、即行動で
履歴書を出して面接を受けました。
結果は採用。
来月から来てほしいという事と
黒のパンツスーツを用意してほしいと
そう言われました。
そして、
生活保護課に報告をして
収入次第では保護打ち切りにと
話をしました。
パンツスーツの代金は
就職準備金として
保護費から出ますからねと
教えてもらいました。
貯金なんてありませんし、
保護課へ借金の返済もしていたので
本当に助かりました。
一生キッチリ税金納めようと思いました(笑)
そして、
結婚式場のアルバイト先に
辞める旨を伝えたところ・・・・・。
猛烈に反対されました。
それなりに仕事も覚えて
一人で円卓を3つくらいは采配する
ちょっと出世していた私。
課長というか、主任というか、
年配の女性の方だったのですが、
ものすごい圧で叱られました。
だけど、やりたいことがある。
私は、どうしても辞めますと
そう伝えました。
すると、
夜になってJ君とご飯を食べていた時、
主任から電話がかかってきました。
私は恐る恐る電話をとりました。
主任はどうしても怒りが収まってなくて
辞める事に対して
めちゃくちゃ迷惑をかける事を
延々と話しました。
私はすみません。
だけど、決まってしまったので
変更はできませんと
そう伝えました。
すると、
「生活保護を受けて
精神障がい者で
老舗の○○○社(両親の会社)の
お荷物娘の恥さらしが!
あんたごときができる仕事なんて
うちぐらいしかないんだよ!
せいぜい思い知れ!」
と言い捨てられて切られました。
私は呆然としました。
そして、
”恥さらし”という単語が
頭の中でこだましていました。
これまで両親に言われてきた
良くない言葉の数々・・・・。
そうか、恥さらしと表現するんだ。
私って、恥さらしなんだ。
そうなんだ・・・・。
私は、いつの間にか
どうしてかわからないけどあふれてくる
冷たい涙をぽろぽろとこぼしていました。
J君は、
電話から漏れてくる声が聞こえたらしく
私の頭を優しくなでてくれました。
こういう時、
J君は何も言いませんでした。
辛いね、頭にくるね、そうじゃない・・・
そういった私の感情を決めるような言葉を
言わないようにしてくれていたように思います。
私が自分で気づくまで、
じっとただ、黙ってそばにいてくれました。
その日、
J君は帰りませんでした。
きっと予測していたのでしょう。
J君が隣のリビングのソファで
横になっていた時、
寝室から出てきた私が、
うつろな目で外に出ていこうとしたのを
J君が止めてくれました。
私は、何かをブツブツと言いながら
ぼんやりした顔で
どこかへ行こうとしたようです。
乖離状態なので覚えてませんが、
恥さらしという単語は
私にとってものすごく刺さる言葉でした。
J君に声をかけられて
我に返った私は
わんわんと泣いて過呼吸を起こし
そのまま疲れて眠ってしまったようでした。
次の日、
少し落ち着きを取り戻した私は、
一日ぼんやりと過ごしました。
夕方になって帰ってきたJ君、
朝から夕方まで
合間を見てはLINEをくれて
私の安否確認をしてました。
一緒に夕飯を食べながら、
私は、ぽつりと
恥さらしって・・・・。
私って恥ずかしい存在なのかな。
と、つぶやきました。
J君は、
相手の人が、Naoが思い通りにならないから
一番傷つく言葉を選んで攻撃しただけで
その人がNaoと両親と話したわけでも
知り合いなわけでもないよね?
と一言言いました。
私は、
そうか。そうだよね。
両親が言ったわけじゃなくて
その人が言ったんだ。
と思いました。
私は両親に言われたかのような
衝撃を受けていましたが、
主任の言葉だという事に
その時初めて気づいたんです。
直接言われたわけじゃないし、
その人は今までを近くで見てきたわけでもない。
職場の私しか知らないんだ。
そういう当たり前の事が
私にはわからなかったんです。
私はJ君を見て、
じゃぁ恥さらしじゃない?
と聞きました。
J君は笑って、
俺には自慢の彼女さんだよ(^^♪
と言いました。
・・・のろけました(笑)
いつの間にかお付き合いしてました。
日記にもないので
いつからかわからないんですよね(笑)
ともあれ、
私は最低賃金からスタートの
アパレル職に就くことになり、
ウキウキと準備を始めました。
つづく
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今日もあなたが生きていることに感謝します。
私は、知能精密検査を受けた時、
聞き取ることがとても苦手だという
数値が出ていました。
読むという目から入る情報は
とても処理する訓練ができていて
・・・というか、
本が好きで本ばかり読んでいたからだと
そう思うのですが、
”聞く”ということが
特徴的にとらえるという事でした。
気になる単語だけを拾って
自分で組み立てがちなんです。
聞きたくない事を聞かない。
というわけでもなく。
自分に引っかかる単語だけを拾うみたいで。
幼いころからそうだったから
母の言葉も父の言葉も
自分の解釈が多分にあるのかなと
今はそう思います。
私は、話すのがかなりゆっくりなので
相手をイラっとさせてしまったりします。
以前も書きましたが
言葉をとても慎重に吟味して
選ぶ癖があります。
なので、
人との会話という訓練を
無意識に避けていたためかもしれません。
言葉というものが
人を元気にもするけど
人を傷つけもする。
それは痛いほど知っています。
だから、
言葉という道具を
大事に慎重に
扱おうとするのかもしれません。
あなたの好きな言葉は何ですか?
今日もあなたに
優しい時間が訪れますように(*^-^*)
またあした♪