こんにちは(*^-^*)

 

Naoです。

 

 

今日もここに足を運んでいただき

 

ありがとうございます♡

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

入寮して、就労支援を受け、

 

新しい生活がスタートしました。

 

 

 

当時、私は月7万円くらいで生活をしていました。

 

寮の家賃は2万円くらいで、

 

病院へ支払う食費が1食300円程度。

 

土日は食事が出なかったので

 

自炊するか買ってくるか。

 

 

 

後は、診察費は自立支援なんたらという

 

申請をしていて1割負担でした。

 

 

 

両親からの援助もあり、

 

何とかやっていましたが、

 

負担をかけていることが

 

かなり心苦しく思っていました。

 

 

 

役に立たないのにお金を使わせていると

 

思う気持ちはどうにもなりませんでした。

 

 

 

 

就労支援で働いたとして、

 

週に3日の1日5時間が限度でした。

 

 

 

 

 

1日1000円の稼ぎで

 

1カ月12,000円が限界でした。

 

 

 

今がどうなってるかはわからないですが、

 

私の時は、です。

 

 

 

それ以上は稼げません。

 

 

 

 

あとどのくらいの期間

 

この状態なんだろう。

 

 

 

親に迷惑をかけるのは

 

あとどのくらいになるんだろう。

 

 

 

そればかり考えていました。

 

 

 

できない事にばかり

 

目を向けていたように思います。

 

 

 

できない自分、

 

できない環境、

 

できない状態、

 

なぜか。

 

 

 

自分なんかに。って思っていました。

 

 

 

そして、

 

人生の希望や目標もなくて。

 

 

 

ここから出たら、解放されたら

 

誰も知らない遠くへ行こう。

 

そして、存在を無くすんだ。

 

今度は見つからないように。

 

 

 

と、当時思っていたようです。

 

 

 

 

作業療法か就労をしたら

 

食事をして寮に帰り、

 

ぼんやり過ごして朝が来る。

 

 

 

そんなルーティーンでした。

 

 

 

でも、

 

夜は眠れてます。

 

食事もできてます。

 

毎日が楽しいです。

 

と、診察では話してました。

 

 

 

きっと、

 

病気であることはまだ本当の意味では

 

受け入れてなくて。

 

 

 

こうしてたらここの生活が終われる。

 

という行動基準でした。

 

 

 

なので、

 

本当の治療はできていませんでした。

 

 

 

自己肯定感の低さや

 

他人との距離感や

 

母親との確執など

 

本質的に見つめなおすべきところから

 

ずっとずっと目を逸らしていました。

 

 

 

だから、

 

どんなに装っていても

 

簡単に崩れました。

 

 

 

ちょっとしたことで。

 

 

 

入寮して3か月ほど経ち

 

作業療法に参加していた時の事。

 

 

 

「Naoさんって、お子さんがいるんですよね」

 

と、一緒に参加していた方に聞かれました。

 

 

 

私はにこやかに

 

「いますよ(*^-^*)」

 

と答えました。

 

 

 

すると

 

「へぇ、お子さんがいるのに、

 

 寮に入って、入院して。

 

 お母さんがいつ帰ってくるかわからないから

 

 子どもさんも寂しいですねー。

 

 普段の生活はどうしてるの?

 

 ご主人?ご両親??

 

 周りの人も大変ですよね。」

 

と、いう一言で崩れました。

 

 

私は、

 

「そうですよね。

 

 ホント、みんな大変だと思います。

 

 だから、早く治さないとって思ってるんです」

 

と、笑って返したのですが、

 

心の中は真っ暗になっていました。

 

 

 

そもそも他人の目を気にする性格なのですが

 

さらに、たった1人から言われただけで

 

全世界の人がみんなそう思ってる!と

 

思い込みました。

 

 

 

さらに、別に何でもない世間話で

 

相手には悪気も何もないんです。

 

 

 

今日記を読んでみて、

 

なんでこんなことで落ち込んだんだろって

 

不思議に思っちゃうくらいです。

 

 

 

自分が罪悪感に感じていることに

 

勝手に他人の言葉を結び付けて、

 

勝手に自分で傷ついただけなんですよね。

 

 

 

私だって、誰かにそんなことをしているかもと

 

今回のお話を書いていて思いました。

 

 

 

だけど、傷つけようと思っているわけじゃない。

 

相手の環境や状況、心理状態などは

 

その人にしかわからないですからね(;^ω^)

 

 

 

”言葉の意味は相手が作る”

 

と、思うんです。

 

 

 

言葉を発した人が思っている意味のまま

 

100%正確に伝わることはありません。

 

 

 

言葉を受け取った人が、解釈して
 

自分の中に当てはめて、理解して

 

意味を作っていくと思うんです。

 

 

 

だからすれ違いや、勘違いもうまれます。

 

 

 

どんなに本心から愛してるって伝えても、

 

相手が信じられずに不安になったりするって

 

よくありますよね(笑)

 

 

 

なので、私は

 

自分が傷つきたいように解釈しました。

 

落ち込むような解釈をしただけなんですよね。

 

 

 

この時はそれがわからなくて

 

私は、ひどく落ち込みました。

 

 

 

 

そんなに?と思うほどに。

 

 

 

再び、

 

今すぐ消えてなくなりたい。

 

存在を消してしまいたい。

 

そう思ってしまったんです。

 

 

 

そして、また食事が摂れなくなり

 

眠れなくなりました。

 

 

 

それでも、

 

普通の生活をしているように

 

見せることはできていました。

 

 

 

だけど、

 

体重減少は隠せません。

 

 

 

診察であっさり再入院が決まりました。

 

 

 

私は今回は短期になるという予定の元、

 

寮に荷物は置いたままで

 

病棟に帰ることになります。

 

 

 

 

つづく

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

誰かに言われて傷ついたことはありますか?

 

 

今もその棘が深く刺さっている事はありますか?

 

 

 

私にはまだ、そう解釈していることは

 

たくさんあります。

 

 

 

だけど、1つずつ棘を抜いて、

 

棘を見てみると、

 

思ってたよりも尖っていなかった

 

ということもあります。

 

 

 

私の心が柔らかくて、深く刺さってしまった。

 

 

 

相手にとってはボール程度のもので、

 

キャッチボールをしようとしただけ

 

だったりしたのかもしれません。

 

 

 

傷つきやすい心の状態だったんだと思います。

 

 

 

それだけ心が摩耗していたんです。

 

 

いわば、皮膚が剥がれているような。

 

少しの刺激にも痛みを伴うような。

 

心が丸ごとケガしているような

 

そんな状態だったなと思います。

 

 

 

痛みがあるのは、

 

触らないように、無理に動かさないように

 

傷口を守るための感覚です。

 

 

 

だから、痛みを感じる心には

 

ちゃんとお薬を塗って、

 

動かさないように、触らないように

 

守ってあげないといけない時期だったと

 

 

この入院期間の事を

 

今はそう解釈しています。

 

 

 

あなたの心が痛くて、傷ついているのなら

 

優しく優しく休ませてあげてください。

 

痛いね、って言ってあげてくださいね。

 

 

 

あなたに今日も優しい時間が訪れますように。

 

 

 

今日もあなたが生きていることに感謝します。

 

 

またあした♪