こんにちは(*^-^*)
Naoです☆
今日も私のブログに来てくださって
ありがとうございます(⋈◍>◡<◍)。✧♡
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
D君とぎくしゃくし始めた私。
たかちゃんばっかり!に
心底嫌気がし始めてました。
こんなに平等にって気を使ってるのに
どうしてそんなことばかり言うの?
どうしてわかってくれないの?
しんちゃんもかわいい。
たかちゃんもかわいい。
その気持ちを否定されたようで
すごく悲しかったんです。
そして、
事件は起きました。
私がD君に子どもたちを任せて
美容室に行った時の事。
ほんの2時間ほどでしたが
思ったよりも早く終わって帰宅しました。
ドアをあけると
たかちゃんが大泣きしているんです。
たかちゃんが頭を押さえているので
どうしたの?と触ってみると
頭には大きなタンコブが。
どうやらお昼ご飯を食べていたようで
ご飯中に喧嘩でもしたのかな?
と、たかちゃんに話を聞くことに。
すると、
ごはんをぽろぽろこぼしてしまうから
D君がお茶碗で頭を叩いたというんです。
私は怒りがこみ上げました。
たかちゃんがご飯をこぼしてしまうのは
筋肉がうまく使えないし
手術で傷が痛くて変な癖がついたから。
訓練すれば良い事だし、
きれいに食べる事よりも食事を楽しむ事を
私は優先させていました。
こぼしたっていいんです。
ストローや割りばしなどで食事時間以外の
訓練を楽しくすれば良くなる事でした。
それをD君にも伝えていたのに。
私は深呼吸して、D君に本当か尋ねました。
すると、しんちゃんが
「そうだよー!パパがおちゃわんでゴンてした!」
と、悪気なく暴露しました。
D君はバツが悪そうに、頷きました。
私は、食器棚からどんぶりをもちだして
力任せにD君の頭に振り下ろしました。
「こんな事して何がわかるっていうの?!
たかちゃんは、わざとやってるんじゃない!
ごはんで遊んでるわけでもない!
小さな子を物で殴るなんて信じられない!」
今思うと、D君死んじゃう(笑)
幸いタンコブでしたけど・・・。
D君はブチ切れて私を突き飛ばしました。
私は吹っ飛んで本棚に背中を打ち付けました。
背中の衝撃で呼吸ができなくて、
その後青あざができて腫れてしまい
めちゃくちゃ痛かったです。
子どもたちがやめて!と泣き出して
それでD君は我に返ったようですが、
私は、ゆっくりと起き上がり
バッグと子どもたちを抱えて
泣きながら家を出ました。
近くのファミレスに行って、
子ども達にパフェを食べさせながら
今までもこんな事あったの?
と尋ねました。
すると、しんちゃんが
「パパね、たかちゃんパチンするよ!」
私は、鼻の奥にある頭の芯が
スーっと冷えていくのを感じました。
手の震えが、どんな感情から来てるのか
わからないけど何かが爆発しそうでした。
「たかちゃん、今までもあったの?」
そう聞くと、たかちゃんは俯いたまま
小さく頷きました。
「どうしてお母さんに言わなかったの?」
「お母さん、ないちゃうとおもった。」
たかちゃんはぽろぽろと涙をこぼしました。
つられてしんちゃんも泣き出して。
私は、たかちゃんを抱きしめて
「今まで気づいてあげられなくてごめんね
辛かったね、がんばってたんだね。
お母さん泣いちゃうと思ってたかちゃんは
我慢してたんだね。」
と、泣きました。
しんちゃんもおいでと言って、
3人で抱き締めあって泣きました。
その後、私は2人に
パパにパチンてされたら必ず教えてねと
指切りをして帰りました。
私はD君を許せませんでした。
気付かなかった自分も。
一瞬たりとも目を離さないで過ごして
朝を迎えました。
D君が仕事に行き
2人を保育園に送り届けてから
私は車で一人きりになりました。
たかちゃんはずっと耐えてた。
私が泣いちゃうと思って堪えてたんだ。
守れなかった。
私がしっかりしないから。
たかちゃんの何を見てたんだろう。
我が子の辛さに気付けない母親なんて。
そんな思いが沸き上がってきて。
そこから記憶が曖昧ですが、
携帯の着信で我に返った時、
車の中で左腕が血まみれで。
コンビニでカッターナイフを買って
二の腕を切ったみたいでした。
たかちゃんの痛みの分だけ、
私も痛くならなくちゃと思ったんです。
電話は母からで、
仕事に遅れるなら連絡してよねと
当たり前の内容で。
私は家に帰ってガーゼを貼り、
長袖で隠して仕事に行きました。
それからしばらくは
2人から目を離さず、
一人になったらリストカットをして
仕事をしていました。
子どもたちにばれないように
お風呂には片腕で3人で入り、
転んで怪我しちゃったと言うと
2人はいたいのとんでけーと
おまじないをしてくれるんです。
涙が出るほどうれしくて、
そして申し訳なくて。
たかちゃんの心と身体が
どれだけ傷ついたのか、痛かったのか
わからないからリストカットに
終わりがなくて。
傷の上から切るから、治るどころか
熱を持って腫れていきました。
そして、化膿して高熱が出ました。
私は小さな傷でも化膿しやすい体質で
ケロイド状に後が残りやすいんです。
寝込んでしまい、
父が子どもたちを保育園へ送ってくれた後に
マンションへ来ました。
Nao、病院へ行こうと言って
内科へ行ったところ、
リストカットがばれることになります。
父は、腕を見て青ざめ、驚いて
マンションへ帰ってから
私に優しく言いました。
「何が起こってるのか教えて欲しい」と。
私はまた大泣きして父に抱きつき、
お父さん、苦しいよ。
もう、どうしたら良いのかわからない。
いつまで続けたら許してもらえるの?
と、言ったそうです。
たかちゃんのこと、しんちゃんのこと、
D君のこと、洗いざらい話しました。
父は顔を真っ赤にして震えていました。
そして、
たかちゃんはしばらく預かるから、
熱が下がるまで安心して休みなさい。
お母さんが朝とお昼と夕方に
3人分のご飯を持ってくるからね。
と言って、
私をベッドに寝かせて帰りました。
両親が静かに動き始めました。
つづく
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
リストカットをする理由はそれぞれです。
だけど、今になれば
自分を傷つけても何も変わらないとも思います。
ただ、この時私には必要なことでした。
そうしなければ自分を許せなかったんです。
それは、腕や身体じゃなくて心も同じだと
思います。
あなたが今、自分を傷つけている事が
心でも身体であっても辛くて苦しいですよね。
本当は大切にして欲しい。
だけど、それが何かが理由で許せない。
何が許せなくて、
どうして許してはいけないのか。
それを許したらどうなるのかを
ゆっくり考えてみてください(*^^*)
何かが見えてくるかもしれないですよ。
あなたが少しでも
生きやすくなる時間が訪れますように(* ´ ▽ ` *)
あなたが今日も生きていることに感謝します。
またあした♪