こんにちは(*´▽`*)

 

Naoです。

 

 

今日も私のブログに来てくださって

 

ありがとうございます♪

 

 

すずねさんからコメントを頂いて、

 

感激しました( *´艸`)

 

ありがとうございました☆

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

夫からの連絡で

 

話し合いをすることになり、

 

私は、家ではなくファミレスを指定しました。

 

 

 

力では勝てないし、

 

感情的になりたくない。

 

 

親友のKからアドバイスをもらい、

 

近所のチェーン店を選択しました。

 

 

 

息子を両親に預け、

 

時間より少し早く着いた私は、

 

ドリンクバーでコーヒーを淹れて

 

夫を待ちました。

 

 

ドリンクバーの独特の薄さの

 

コーヒーを飲んでいると、

 

時間より10分ほど遅れてやってきた夫。

 

見るからに憔悴していました。

 

 

 

夫は何もいらないと言いましたが、

 

お店に悪いから、と

 

ドリンクバーを追加。

 

 

夫はグラスに冷水を注いで持ってきました。

 

 

 

「離婚はしない」

 

そう切り出されました。

 

 

 

夫は自分がいかに

 

家族を愛しているか、

 

自分が浮気をしていないか、

 

今の生活を大事にしているかを

 

切々と語りだしました。

 

 

 

私は、それを

 

とても冷めた気持ちで聞いていました。

 

 

 

4~50分じっと黙って夫の話を

 

聞いていて、ふと思いました。

 

 

 

この人は、いったい何を伝えたいんだろう?

 

どんな結果を期待しているんだろう?

 

 

 

だって、

 

借金返してほしいから結婚したんだよね?

 

子どもが欲しかったわけでもない、

 

手段として妊娠させたんだよね?

 

 

 

 

子どもの入院にも手術にも、

 

そりゃ関心ないはずだよね。

 

 

 

 

・・・そうか、

 

まだ学費がかかるから出してほしいんだ!

 

引っ越しにお金かかるもんね。

 

養育費が心配なのかしら?

 

それとも、慰謝料??

 

ご飯作ってもらえなくなるから?

 

何にもしなくても生活できるから?

 

 

 

みたいな感じです。

 

 

 

途中から夫の話なんて

 

全く聞いていませんでした(笑)

 

 

 

結婚生活を継続させたい理由は

 

お金か、便利さか。

 

どっちかなんだなと

 

信じて疑いませんでした。

 

 

 

夫の愛情や、気持ち、考え方、

 

価値観といったものは

 

見事に全部スルーしてました。

 

 

 

人間ってホント、

 

よくできてます。

 

 

 

決心が鈍るようなことは

 

自分の中にはもう

 

入れないんですよね(笑)

 

 

 

私は息子と幸せになるために

 

離婚すると信じて疑いませんでした。

 

 

 

逆に言えば、

 

夫がいると幸せの邪魔になると

 

そう思っていたことになります。

 

 

 

私が平穏でいられない。

 

息子が安心して眠れない。

 

 

 

息子を窒息させようとしたのは、

 

たった一回の

 

夫の感情に任せた行動でした。

 

 

 

 

でも、私は

 

その一回が夫の父親としての全てだと

 

判断していたんです。

 

 

 

 

熱で泣いてる息子の心配よりも

 

自分の睡眠したい気持ちが

 

優先されたことが

 

私には理解できませんでした。

 

そして許せなかった。

 

 

 

 

だけどきっと、

 

浮気されたことや

 

自分と向き合ってもらえなかったこと、

 

辛い時にそばにいてほしかったこと、

 

そういった感情もたくさんあって、

 

借金の事や学校の事、

 

たくさん夫のために費やしてきた

 

時間や労力やお金や気持ちに、

 

「ありがとう」って

 

そう言ってほしかったんだと思います。

 

 

 

 

それを、

 

他の理由にかこつけて

 

見ないふりをすることで

 

自分の妻としてや女としての

 

プライドを守ろうともしていました。

 

 

 

はっきりと、

 

感謝なんかしてない。

 

なんの想いもない。

 

愛情なんてない。

 

 

そう言われることが

 

本当は怖かったんです。

 

 

 

 

「母親である私」

 

「息子を守ろうとしている私」

 

それが、

 

私の心を守る正当性のある

 

鎧であり、剣でした。

 

 

 

 

ここでもまた、

 

夫に愛されたかったんです。

 

 

 

 

感謝してほしい、

 

私の存在意義や価値を認めてほしい。

 

 

 

 

という条件付きでしか、

 

私自身も夫の事を

 

愛してはいなかったのに。

 

 

 

 

 

それも認めたくありませんでした。

 

 

 

 

 

「離婚しても・・・

 

 息子も親権も渡さない」

 

 

 

その言葉にハッと現実に戻りました。

 

 

 

「できるものならやってみたら。

 

 息子を窒息させようとしたことも、

 

 入院にも手術にも来なかったことも、

 

 Tと浮気していたことも。

 

 全部記録を提出すれば

 

 あなたの希望通りにはいかないと思う」

 

 

 

私は淡々と告げました。

 

 

 

「学生のあなたに、

 

 子どもを見る時間なんてないし、

 

 病気のケアもできない。

 

 三男の子だからと

 

 そちらの実家にも入れてもらえない息子を

 

 ご両親に預けたくもない。」

 

 

 

私は付け加えました。

 

 

 

夫は黙り込みました。

 

 

 

 

これ以上話すことは無いよね。

 

離婚届は明日出しに行くから、

 

リビングのテーブルに置いててください。

 

 

 

私は自分のドリンク代を置いて

 

ファミレスを出ました。

 

 

 

はやく息子に会いたかった。

 

息子の柔らかい頬に触れたかった。

 

小さなかわいい手を撫でたかったし

 

何より笑顔で抱きしめたかった。

 

 

 

急いで実家に帰ると、

 

息子が満面の笑顔で迎えてくれました。

 

 

たくさん息子と話をして、

 

絵本を読んで、眠りにつきました。

 

 

 

次の朝、

 

携帯を開くと、

 

夫からまたメールが来ていました。

 

 

 

「調停申し立てをします」

 

 

 

・・・面倒なことになったなと

 

そう思いました。

 

 

 

 

つづく

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

あなたが許せない人はいますか?

 

許せなかった出来事はありますか?

 

 

 

どうして許せなかったのか。

 

 

私はすぐにはわかりませんでした。

 

 

 

表面に取り繕っていた理由で

 

深い所にある本当の理由がわかりませんでした。

 

 

 

だけど、

 

認めたくない、見たくない、

 

知りたくない理由が

 

17年の時間を超えて

 

初めて気づくことができました。

 

 

 

ずっと蓋をしてきたことが

 

開けてみたら意外にも、

 

すんなり受け入れられる自分がいました。

 

 

 

我ながら、それなりに

 

成長したんだなと思いました(笑)

 

 

 

プライドや意地が、

 

そこに対して要らなくなってました。

 

 

 

もっと、ほかに積み上げたものに

 

今、自分の価値を信じられるから、

 

どうでも良くなったのかもしれません。

 

 

 

 

まだ本当の理由を見たくないのであれば、

 

無理に見なくていいんです。

 

 

あなたにはその感情が必要なんです。

 

 

嫌だと思う気持ちを大事にしてあげてくださいね(*^-^*)

 

 

 

いつか、ふとした瞬間に

 

あっさり手放すことができるはずですから。

 

 

 

今日もあなたが生きてることに感謝します。

 

 

 

またあした(*´▽`*)